欧羅巴幻想曲 II ヴェネツィア、水の都 (27) Linea T2 del tram di Mestre

話が中途半端なところでなんなんですが、明日から当家は夏休み。アレとかコレとかソレを予定しております。なので、ここも夏休み。盆の最中か明けくらいには再開できるかと。とにもかくにもこの暑さ、皆様もお気をつけて。まず自分が気をつける。
なわけでヴェネツィア最終日、ゴムタイヤで走る不思議トラム後編。

島から乗車すること20分ほどで、Mestre centro 電停に到着。

その名から受ける印象に反して、鉄道駅と接続していたりするわけではない。ただ、商業的な意味での中心地には確かに近いようだ。ここより少し西へ行くと、飲食店やショッピングモールなどがあちこちに。
ここまで乗ってきた T1 系統はここで大きく方向転換、北東へと向かうので、当家はここで下車。

電停はどこも平たく、当初から完全バリアフリーとされているのは、いかにも最近の路線らしい。

ロータリーのような形状になっている T1 用電停の外側、建物のわきに、もうひとつ電停がある。もっぱらこの A2 のりばから発着するのが T2 系統。ここを始発として南下、Trenitalia の駅を経由してさらに先まで伸びている。あとで乗ろう。

道路上に、Translohr 特有であろうポイントを発見。これだけ観たらシンプルでメンテ性は高そうにも見えるけど、いったん整備されたら他社車両の導入はまず無理、というデメリットも。成否を知るにはもっと長い年月が必要やね。

話は横道に逸れるが、ここもれっきとしたヴェネツィア市。でも島とは違い、ふつうに道路があり自動車が走る。2日近く「クルマのない世界」にどっぷり浸かった後だと、なにげない一コマがやけに新鮮。

パトカーの色が思いのほかパステル調。ちょっとかわいい。でも中の人はごつい。

一方、とてつもなく派手な救急車。国を問わず重要なものに変わりはないが、この押しの強さよ。

T2 の動きをちょっと観察してみた。

ってそんなところにでかい車止まるし。まあええわ。これは左奥から来ているわけではなく、右奥から左折してきて渡り線を跨いでいるところ。

考えてみれば至極当然ながら、T1 と T2 は乗り継ぎがスムーズに行くようなダイヤを組んであるようだ。T2 から降りてきた人々、ほとんどがまっすぐ T1 が出るのりばへ。まあ我々だってその逆をやろうとしているわけで、路線どうしの利便性が図られているのはいいことだ。

では、すっからかんになった折り返し電車に乗るとしよう。

こちらも10分間隔の運行。沿線はいかにも都市圏らしい表情で、見方によってはミラノより現代的な建物も多数。ついさっきまでいた島と同じ自治体とはにわかに信じがたい。

鉄道駅までは10分程度。あっけないくらいに近い。

せっかくなので、鉄道の地下に設けられた電停の雰囲気を記録。

綺麗な車両でダイヤも比較的正確、便利な乗り物であることは確か。難があるとすれば、ゴムタイヤゆえの豪快な乗り心地。ガイドレールに沿って走るからこそ、路面に轍ができてしまうらしい。新技術も良し悪しありますな。

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