電車の街のまつり ’14 (2) 宵闇に灯る

夏の間はどーしてもあまり作らない煮込み料理。を作ろうって気分になるということは、そろそろ暑い時期も終わりっすね。まあそれでも食べ終わる頃にはまだ汗かくけど、すぐにでも風呂に駆け込みたくなるレベルではない。このようにささやかなところから季節の変わり目は実感されてゆくものでして。
なわけで7月江ノ電の後編。

もくじ

ごあんない

祭り参加者の皆様は「一般市民」ではありますが、祭りの雰囲気を最大限に伝えるため、ぼかし等の加工は行っておりません。もし御自分が写っており、なおかつ掲載をご希望でない場合は、本記事コメント欄までおしらせください。

流し踊りの列は結構長い。頭上の提灯が光を放つ頃合いになってもまだまだ続く。

少し進めば電車が来る。前照灯の明るさも徐々に際立ってくる。

通りの傍らでは、祭りのために飾られた頼朝公が踊り手たちと電車を静かに見守っている。雲がほんのり夕焼け色に染まる時間帯もそろそろおしまい。

1時間ほどかけて、踊りの列は腰越の駅横から線路沿いを離れ、神社をめざしてさらに道路を直進していった。
我々はというと、駅前コンビニでつまみを仕入れて休憩。残念ながらわたしは痛み止め服用中のため、ちょいと一杯とはいかなかったが。

踊り手たちの去った後、併用軌道区間は第2ステージへと移行する。

この電車が行ったら開始するようだ。クリアランスがとれたところで一斉に動き出す。

宵宮名物(?)ぐるぐる山車。例によって、乗っているお子様たちの笑顔もはじける。

おっと、電車が来ましたよ。威勢のいい男衆の皆さんにとっても、安全第一は絶対遵守の掟。どこの祭りも基本的にはそうやね。

町によって異なる山車を遠巻きに見物しながら、しばらくぶらぶら。

地元らしき子がスマホを構える。祭りの賑わいや独特の光景を記録に残せるかどうかは、機材より心意気がものを言う、かもしれない。

絵巻物のような勇壮な柄の山車。湘南名物とえのんを描いた名物車両。「くるま」に絵を描く発想は、今も昔も実は似たようなものか。

おなかもすいてきたし、週の前半に腰を痛めたばかりだったので無理はよくない。今回はこのへんで引き上げることにした。

時間も時間なのでしらすを買うことはできなかったが、かわりに腰越特製しらすが見送ってくれた。

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