たなばたのくる頃に (14) 港/道程の境

旦那さんの実家で、まだ青いみかんが大量に収穫されたため、10個程持ち帰ってジャム化した。過去にりんごやら桃やらやってきたのでだんだん慣れてきた気がする。紅茶に入れると酸味が強調されすぎるので、普通にパンに塗るのがよさげ。
さて引き続き富山から、今日は地上設備のお話を中心に。

ライトレールとして整備されてから比較的年数が浅いこともあり、駅はどこも綺麗。

電停サイズだとさすがにホームはほっそいが、必要十分な機能は備えている。あと広告枠が広い。どれも地元企業だから、支援の輪に支えられているであろうことが窺える。

折りたたみ式のベンチには、サポーターとして出資した方々のお名前とメッセージ。薬屋もあった。さすが富山。

この路線、路面区間があるので路面電車として考えてるが、実際は専用軌道が圧倒的に長い。その切り替え地点が、奥田中学校前の富山駅側になる。

つまりここ。ジョイント部分をよーく観てみたら、路面側の方がほんのちょっとだけ細かった。

さらに断面の見える部分をもっとよーく観てみたら、内側の細くなった U 字型。おもしろいレールやな。
調べたところ、樹脂固定軌道といって LRT 向けに開発された工法によるもので、他には福井とか鹿児島とかで使われている模様。って全部行ったことあるやんけ。

そんな新しいタイプの線路が、メンテナンスの手間を省くのに一役買っているようで。

現在では観ての通りカーブしているが、昔はここで曲がらず直進していたと聴いた。

正面の歩道がその名残。実際歩いたわけじゃないが、そのまま行くと JR の線路に合流するコースになるはず。

この構図では写ってないけど、向かって右側は明らかに拡幅工事待ちの状態。道路を広げた部分は線路も複線化するとか。

なお、法的な境界線はホームの片隅に信号と一緒に設置されたキロポストになるっぽい。

と、近場をひととおり観察したところで、昼食のため駅前に戻る。

そのとき利用した車両には、アテンダントさんが乗り込んでいた。リアル鉄道むすめ。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。