OtiS IV

おでかけ日和な文化の日、皆様如何お過ごしでしょうか。当家はというと、気力とか体力とか財力とか(?)を考慮して、梅田で買い物程度になる見込み。まだまだ頭の中が旅行中なのもあるし。
さてその旅はというと、日曜午前のメインイベントに突入。

この日最初の目的地は、トラムを走らせている会社が運営している Verkehrsmuseum Remise。直訳すると交通博物館。てっぱくや梅小路みたいなもんですな。

ウィーン市内のトラム・地下鉄・バスを一手に引き受けているのは、Wiener Linien という公営企業。その親玉・Wiener Stadtwerke は交通以外にも電気・ガス・IT 等インフラ全般を手がけており、Linien はその一部門である。よって、こちらも Linien による運営。

ここは土日と水曜しか開かない。土曜は間に合わず、水曜は別の用事を決めていたため、自動的に日曜訪問となった。

開館は10時。我々が一番乗りかと思いきや、地元の父子が既に開場を待っていた。

でかでかと書かれているこの remise とはなんなのかだいぶ悩んだのだが、どうやらざっくり言うと車庫とか物置とかそういう意味で用いる単語のようだ。ウィーン以外の路線でも、同様に電車の車庫に対する使用例がみられる。

ほどなくして開館時刻。最初の父子が入った後なぜか自動ドアが作動しなくなり、しばらく様子を観てどうにか入場。

出入口の細い棟はグッズ売店を兼ねており、入場券もレジで買う。ちゃっかりウィーンカード割引(定価€6のところ€1オフ)を適用してもらって敷地内へ。

そもそも元車庫を転用しただけあって、いかにも年季の入った煉瓦造りの建物が並ぶ。これがほぼまるごと展示室となっている。

では早速中に入ってみましょう。

早々に歴代いろんな車両が出迎えてくれる。結構たくさんいるなー、と思ったが、それどころじゃなかった。

奥へ進むほどに、微妙に世代の違う車両がわんさかわんさか。これはすごい。ただ、およそ戦前の時点で塗装パターンが「上は白、下は赤」に定まっているのもはっきりわかる。現在の低床車が出るまでは完全に統一されてたわけね。

場内を数字順にめぐる形で、歴史や技術等の解説も随所に設置してある。一部は英語も併記。お子様向けにクイズラリー的なものもあったが、それはさすがにドイツ語しかないのでスルー。

この手の施設につきものの「廃車からとってきたマスコン実物」もやっぱりある。動かすとかなり硬い模様。

中には「過去に実際起きた事故ファイル」などという負の歴史も。電車のみならずバス事故も含むのだが、8番だけあからさまに位置がおかしい。その謎は後程解けることになる。

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