4月の播州を満喫する会 (2) なごみの遠景

なんか隔週くらいで体調不良やってる気がする。最低でも、はずせない予定のある週には元気のピークを持ってきたいものだ。毎日気をつけよう。
その関係でちょっと出し遅れたけど、千種川近隣のつづき。

次の V は2時間後の上り。橋からじゃ逆光やし、前日の雨を考えると看板は止めておいた方が。どうしましょ。ちょっと山からどう見えるか行ってみますか。
その場のノリでそう決めて、途中にあるという駐車場をめざす。集落の中のえらい狭い道を抜け、にょろにょろと登り、2度ほど逡巡しつつも駐車。現地の案内板から進む道を推測し、山道を歩く。
ってさらりと書いたけど、これが結構な山道で。例の崖のために買ったトレッキングシューズが遺憾なく本領発揮してくれたからいいものの、体力的な意味で夏は無理だわ。

ようやく、それっぽい展望地点にたどりついた。が。

…ん? ここちょっと違うよね?
現地に着いて初めて思い出した、肝心な点。登るべきは高雄山ではなく、その南側のもうひとつの山だったという事実。でもどっちにしろ、2人ともそのルートを知らない。次に来たくなる時までに調査が必要なようだ。

なわけで、ここまでの道程はドライブとか登山とかハイキングとか、そういうものだと早々に割り切ってしまう。だってあっちまで歩く根性ないもん。一応ここでも16両見えるし。このへんが「相手が W じゃない」が故のゆるい心構え。
コンビニおにぎりを食べつつ、瀬戸内海まで見通せる景色を眺めつつ、四方山話に花が咲く。で、たまに通過音が聴こえて急いで立ち上がる。

油断してると気が抜ける。20分間何も通らない放置プレイを食らったりする、それが山陽クオリティ。


かつて甲山俯瞰をやった時に判っていたが、車両によっては高架に同化してしまう。レールスターくらい派手な色が入っていても、なんとか判る程度。しかもここから見える範囲は全部防音壁つき。更に雲の具合が刻々と変わりまくり。
条件は悪いけど、せめて V だと言い張れるレベルの何かは撮りたいよね。

ゆるーく練習すること1時間半。N が行ったら、まもなく 744A の合図。高架にかかるかかからないか微妙な雲具合に気をもみつつ、通過音接近を待つ。さあ、来たぞ。

お。原寸なら先端形状ははっきり判る。架線柱は微妙だが、線路上を覆うレベルの影はなし。青空には白い小さな雲。まぁ、鉄道のある風景写真ってことでひとつ。

こうしてハイキングは終了。来た道を相生まで戻ったら、満タンにして返すガソリンが1リッターも入らなくて仰天やら恐縮やらしたのも、笑い話として覚えておこう。
あとはこの日最後の撮影へ。さっきの V の編成番号も特定できることだろう。

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