実録・おひとり様物語 雪峰編 (1) 奇跡は起こるよ

やあ。いまここ

火曜の朝に予報観たら、水・木が見事に晴れ。い、行くしか。というわけで富士山づくし! …結局今年も突発遠征癖発動。

張り切って最寄り駅に着いた朝8時。が、なんかいやな気配。一部に遅れ発生中。アーバンはすぐ遅れるので、あまり気にしない。
さて新大阪、じきにひかりが…あれ? あろうことか、新幹線の上り発車案内からもいやな気配。10分以上前に出ているはずの列車がまだ表示されている。おいおい。

冬恒例の雪遅延ではなかった。538A が車両故障。9分遅れで発車した 364A で東へ向かうと、京都に「こだま 東京」と書いた300が止まっていた。あんたか。
終始7〜12分の遅れを維持したまま、静岡到着。6A の動向が気がかりだ。無事折り返せますように。そしてもうひとつ。

頼むぞ富士! 今はいいから、この後は雲を消しておくれ。

今日は同業さんいるかなぁ。いてもおかしくない理由は思い当たるけど、でも平日やし…
いた。
めちゃめちゃいた。ずらっと三脚並び放題。どう観ても10人、いや20人か。ひえー。おそるべし黄色パワー。基本的に500専門なんで実を言うと当初は考慮してなかったけど、たまたま検測日だったんだなこれが。

で、到着早々に黄色さん捕獲。
微妙に約3分遅れ。あ、ちょっと雲が。でも贅沢は言えんね、と周囲から声が。それがきっかけだったような気がする。

場所を移すためか、すぐ立ち去る人もちらほら。だが大半は「ここで黄色+29A」コースらしく、三脚をそのままに知るも知らぬもご歓談。
「撮れました?」
近所から声が。それに応えたことで、わたしもご歓談の一員になっていった。この状況での適正設定とか、雲がかかる条件とか、おすすめの三脚とか。富士に集う常連の方々から学ぶことが、ひよっこには山ほどあった。

下りの遅れは相変わらず3分。1本前のひかりで予行演習でもするかと、準備開始。その時、驚きの声が上がった。
「500系だ!」
なんですとー!! あたふた。大雑把ながら、なんとかアングル合わせ。早めに電源入れといてよかった!

遅れを回復するために、のぞみ優先ダイヤを組むことが稀にあるそうだ。そして今回、29A が優先された結果、定時より1分早い通過となった。あーびっくりした。こんなこともあるんやな。

※追記:
現地ではそう思ってたから上記のように書いてしまったが、大間違い。「29A の1本前にひかり」って新大阪以西(こないだ西明石で撮った通過シーンのあれ)のことやん! 東京口では1本前はこだま。しかも多分小田原で抜かす。だから下記ひかりは元々 29A の後ろ。以上訂正でした。


数分後、29A を避けたひかりを見届けて、祭りは終わり。
山麓の大騒ぎを、29A 通過の数分前に全景を現した麗しい稜線が、静かに見守っていた。訪問2回目で、ここまでクリアな富士に出会えた幸運に乾杯。
せっかくの好機だ。移動して、もうひとつの目的を果たそう。

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