ぼくらの二日間の休暇 (6) 忘却の顛末

土曜はすっかり気合が抜けて出かけなかったけど、下書きが遅れてたからそれでよかったかも。
新神戸関係のレポ、ここからは2日め=2/21。写真が少ない理由はお察しください。

以前書いたと思うけど、うちから新神戸は地味に遠く、7時半に現地入りするのは本来なら現実的ではない。ので、当初から8時半到着をめざして動く。
三宮で朝食を素早くかじり、目標通り着くと、関東のお二方もちょうど着いた直後だった模様。その後、前夜は体調を考慮して早めに引き上げられた虎さんも合流。

思い思いの位置取りをしたら、二手に分かれた。虎さんと tks_naka さんは中央寄りの屋根下へ、Wisteria さんとわたしはやや新大阪寄りへ。
日曜ということもあり、この撮りづらい駅でも前日より少し同業さんが増えたようだ。が、何故か大半は上りホーム新大阪方。下りはそれより少なめ。多数派が何故多数派になっているか、気づかなかった自分が不思議で仕方ない。関西のダイヤパターンは身にしみていたはずなのに。

いい天気。垣間見える空を意識しつつ、いつもの広角で行こう。ついでにμも動画要員でスタンバイ。
と、上りホームがにわかに賑やかになった。列をなして歩いてきたのは、中学生とおぼしき男子の大集団。スポーツ合宿か、スキー旅行か。軽く2〜3両分は居る。ああいう集団を観るとつい、中学でやらされた「新幹線に乗る練習」を思い出す。
…で、何に乗るん? まさか 6A なんじゃ…。もしそうだったら教師か旅行代理店のいずれかにヲタが潜んでいるかも、と勝手な噂をする。勿論真相は定かでないが、嬉しそうに柵から博多方を覗き込んでいる子たちは、きっと同類なのだろう。


中学生集団は、6A の1本前・116A をスルーした。やはりアレに乗るのか。しかし、到着時刻が迫ったその時、わたしたちはそれとは比べ物にならないほど重要な事実に気がつく。
6A の到着アナウンスが始まった、直後。1番ホームに響き渡るチャイム。
…しまった!

それが、プロローグで書いた「のぞみがかぶっちゃう枠」の罠。
29A が入る寸前に上りの N が来ることは、よく知っているし前日も現場で観た。が、6A と下りの N の関係が、29A と上下線ひっくり返しただけの「22分発上り+22分発下り」の組み合わせであったことを、何故かわたしは寸前まで完璧に忘れていたのだった。だからみんな上りホームにおったんか。あぁ、地元民として面目ない。

ともかく、もろにかぶられる位置だけは避けねば。2人して一旦16号車付近まで移動しかけたが、いや待てよ。このアナウンスの進行状況なら、多分 6A が先に入るからさっきの場所の方がいいですね。と気づいていただいたので、また戻る。本当すいません段取り悪くて。しかし、虎さんたちが動じてなかったのは、最初からご存知だったのだろうか。
なんだかんだで、当初想定通りのポジションで待つことしばし。

ほぼμの真横で無事捕獲。振り返れば迫り来る N。今度こそ新大阪方の先端へ。

…ふぅ。どたばたするとろくな絵にならんことは百も承知なんやけど、W に限って今回のような大きな抜けがあるのがわたしクオリティなのか。しくしく。

とまあ、妙なアクシデント(?)でテンションが狂う。その後やってきたレールスターの8号車、コンパートメントの家族連れに手まで振る始末。お騒がせしました。
さっきの中学生集団は、6A ではなく、直後のひかりに乗り込んでいった。遅延させまいと必死で乗り込ませる先生方の大声を、ホームいっぱいに響かせながら。
こうして2日目午前の部は終了。といっても、あくまでも新幹線的な意味で。

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