点景が奏でる旋律 (3) White Confusion

某誌の次号予告が携帯サイトに出てた。でも応募を意識すると逆効果なので、自分の好きなように撮ろうっと。3連休は2日くらい出れたら理想。
では寝る前に、先週土曜首都圏のまとめラスト。

エクスプレス予約を関東で使う時は、大きな制限がひとつある。乗る直前まで受け取りを引き延ばすと、受け取り場所に困る。本来なら横浜市内から使えるお出かけ早特も、新横浜まで行かねば入手不可能。要するに、そこまでの運賃は別会計で出さざるを得ないのね。まぁ言うても200円ちょいやけど。
おとなしくスイカで向かい、そのまま改札の外へ出た。

ひとつ、ちょっと観てみたかったものがあった。いつもいつも素通りばかりで、一度も観ていなかったもの。

東海サイドの新横浜外観。
ま、東や西と共存してる他駅の前例からして、こんな感じだろうとは思ってたけどね。駅名が青みがかっていたのが、意外といえば意外。

しかし、思ってたよりでかいな。なかなか全体像が入らない。デッキをどんどん歩いて、屋根がないギリギリの位置でようやくファインダーに入り切った。

こういうケースに出くわすと、APS-C の弱点を実感する。もっと広角なレンズ欲しいなぁ。

ふと横を観ると、去り行く白い車両。そうか、一応見えるのか。これで新幹線ビューと言い切るには微妙すぎるが。

到着時点で、予約していた 53A までは1時間も余裕があった。これでもし 51A が W だった時期なら一瞬たりとも迷わず乗変していたところだが、もうその手は使えない。であれば、わざわざ早特の割引を捨てて変更するのももったいない。それで時間つぶしをしていたのが真相。


相変わらず白い。初めてこちら側の改札に出た時、あまりの白さにここは静岡か浜松かと思った。その印象は今も変わらない。

土曜の夕方ともなれば、発着に合わせて大勢の人が行き交う。そんなコンコースにも、時々訪れる一瞬の空白時間。それを待って、数分間片隅に居座る人がひとり。

きっぷを受け取り、高島屋でカレーを買って乗車。いずれ全部 N になるんやし、いいかげん慣れないとね。それでも最後の意地で西編成を選ぶ辺り、往生際が悪いというべきか。
明るい車内に寝る気にもならず、携帯でずっと記事を打ちながらの帰路。やはり N に乗ると「走るオフィス」だと感じる。ある意味、初代こだまがビジネス特急と呼ばれた時代に戻っただけなのかもしれない。

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