君が幻になる前に (2) 霞む湖畔

土日は晴れそうね。最近買ったチョコ色の上着では暖かすぎるようなので、その後買った黒い上着にしよう。
28A 特集、続いては31日。ライブ前に無理矢理つっこんでみた編。

どうしても気になっていた。9月にフォレオで色々と不本意に終わったこと。しかも、テラスから上り列車を撮る機会はとても限られる。かといって、臨時が出る日にここへ来るのはちょっともったいない。
と考えた結果、この日は「テラスから観た 28A」が最大の目的。

乗りっぱなしの快速とバスで順調に到着、まずは腹ごしらえ。

今回は1階のベーカリー系カフェで、ピザのランチプレート。これが大当たり。生地がめちゃくちゃ好み。前回行ったパノラマは味的には普通なので、食事という意味ではこっちの方がおすすめ。

さて、行くか。
土曜だけあって、そこそこの人出。しかしやはりお子様連れの回転は速く、わたしみたいに1時間近く居座るような物好きはほとんどいない。
下りは工夫しようがないので、上り構図を検討。こないだみたいにワイド端で撮ろうと思ったけど、遠景あまり見えんし、ちょうどいい位置に架線柱の影が落ちてるし。悩む。

線路際ではずっと除草作業中だった。作業員さんも近くにカメラ持ったのがいたらやりづらいだろうから、下に降りなくてよかった。

さあそろそろ時間だ。しかし、魔物は潜んでいた。

うわー! 他はほぼ成功してたのに何故 29A だけ…。プレビューした瞬間、「今日も鼻切れ…」というあのフレーズが脳裏をよぎったのは言うまでもない。これが徒労というやつか。

ふう。ミスったのが 28A でなくて良かったと言えるように頑張ろう。と上り向きに構え直し、10分前のリハ。…おや?

なにか光ってる。もしかして、逆光を強調した方がかっこいいかな。遠景がぼんやりしていることもあって、すっかり気が変わってしまった。思い切って寄せる。
そして 28A はやってきた。

うむ。実にぬめっとしたうなぎで。周囲が暗い中うまく浮かび上がって、鈍い光具合になった気がする。こっちでミスらなくて良かった。

で、次の瞬間 40D をバッグにつっこんでバス停にまっしぐら、梅田まで取って返し、難波の宿にチェックインしてライブ会場へ走った次第。そして翌日もまた別の場所で。

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