晴れも嵐も踏み越えて (1) 灰色の試練

週末しか動けない。つまり、撮る機会が一気に 1/3 以下になったわけで。それなら動ける日はどんどん動かんとね。だから早速連休初日に突撃。博総まで財布を温存したいんで、関西エリアで頑張ってみた。

といいつつ、起きれんかったんで出発は正午。いきなり来週への対策に不安を残す。ま、それはそれとして。
石山からバスに乗ること数分。ちょっと大きな跨線橋にやってきた。両側に歩道がちゃんとあり、撮りやすい位置にあるのはフェンスでなく間隔の広い柵。なんと我々に優しい橋。
は、いいんですけど。

暗っ! なにこの空!

予報は決して悪くないとばかり思っていた。が、どうやらそれはうちの近辺の話であり、京都を囲む山を越えたら事情が違ったようだ。もう全然露出稼げない。しかも悪いことに、雲がたちこめているのはこの近辺のみ。

その青空こっちにくれー。

願いもむなしく、ぼちぼち 29A の時間。縦だと構図に無駄が多いから、横で撮ろうかな。

ふぅ。補正もこれが限界。広角ならではの「実物より更に長く見える効果」は大好きなのだが、しかしこの天候はいかん。ごめんね、W7。

ていうかね。さっきからね。雨降ってるんすよ。
反対側(最初の1枚の方)に戻って1本前ののぞみでリハするも、いよいよ降り方がひどくなってきた。仕方ない、通過直前まで雨宿り。防滴対応じゃない 17-85 をタオルで包んで、ぎりぎり1分前にスタンバイ。

どうにか押さえた 28A は W1 だった。このスジの車両変更まで残り1ヶ月を切った中、あと何回撮れるだろう。臨時が出る日は勿論貴重としても、通常ダイヤで午後に上ってくる姿がまもなく幻になるのは、やっぱ寂しい。

…晴れてきたな。撮り終わった途端に。徒労の法則か。次行こ。

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