天下分け目の麓にて (1) 跨がれる光景

数日前、ある出来事を経てから気になっていたことがあった。それをどーしても検証したい。勘に頼ってとりあえず突撃することにした。

発端は木曜、40D では初の六甲トンネル。

改装を経たフェンスは 85mm では全然抜けなくて、写真的な意味ではさっぱりだったのだが、この日は一味違った。
「撮るの好きなんですか?」
コンデジ片手に線路を見下ろしていた人に話しかけられて、十数分喋っていた。765A も話の合間に撮ったようなもの。
その人が言っていた、よさげな地点を探そう。それが目的。

「大山崎の歩道橋」。手掛かりはそれだけ。地図で観た感じでは、おそらく171沿いのどっかだろう。ちゃりで探索開始。最初の歩道橋は、こちらの立ち位置と線路がほぼ同じ高さなようで、とても撮れそうにない。
さらに進むと、もうひとつ歩道橋が現れた。が。高架に面した側は見事に目の細かいフェンスで覆われている。あー、こりゃ無理っすね。…待てよ?

なーんだ。フェンスないとこでも撮れるやん。
観ての通りここは、大山崎 IC の真横、というかある意味で真上。幸か不幸か、覆い被さる立体交差のおかげで逆光をうまくかわせそうだ。

さて、そろそろ 28A が来るわけだが。

うわぁ。久々にきょうのスレスレ大賞ですか。あぶないあぶない。
この絵じゃ判らんけど、南の方からずっとアウトカーブで登り坂。超望遠があれば、接近中の姿を捕らえるのもありかも。ま、どっちにしろ編成半分も入らんのだけど。

でもせめてこのくらい余裕持って撮りたいよな。うん。

え、京都近辺なら 29A もすぐ来るやろって? 来たけどな。

後追いは苦手なんやって。

高架サイドのフェンスさえなければ、おそらくもうちっと障害物避けもできたろう。ただ、なけりゃないでどう観ても歩道橋として危険なので致し方ないかと。
そんなこんなで、久々の新規開拓地はいまいち不発に終わった。まさか Wikipedia に同じアングルの写真が載ってるとは思わんかったけど。
ともあれ、まだ日は高い。せっかく山崎まで来たので、ついでに寄り道。それはまた記事を改めて。

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