実録・おひとり様物語 追跡編 (7) 山並みの狭間で

この2日間でトータル158枚。もうこれが多いのか少ないのか判らなくなってきた。つくづく、デジカメで良かったわ。紙焼きだったら金がいくらあっても足りん。
では最終回。おまけにしてはボリュームたっぷり。

記憶がないのは、草津から尼崎くらい。よく寝たもんだ。
そして降りたのは三ノ宮(JR 的表記)。

これから最終目的地へ向かうのだが、さすがに乗り疲れた。時間の余裕はあるので、作戦タイムを兼ねてちょっと休憩。

さんちかのカフェモロゾフ。初めて来た。カフェならなんでもよかっただけだが。

デザートプレートのセットをいただいて糖分補給。えーと、今15時過ぎね。あれがこう来てこうだから、行くならそこだな、うん。では16時過ぎに現地入り目標ということで。
フォークの敷き紙にメモをまとめ、落ち着いたところで再出発。


神戸市営地下鉄はめったに乗らない。乗ったこと自体の記憶はないが、95年に小倉からの帰りで絶対乗っているはずなので13年ぶりか。
と書くと、目的地の正体が判ったかもね。そう、あれだ。

新神戸駅。
東海道エリアで撮ることが当初の狙いではあったのだが、よく考えたら「東海道区間での運転終了」イコール「山陽区間での16両運転終了」やんけ! ということは、やはり撮れるうちに押さえておかねば。灯台下暗しというか、JR も阪急も来ないのでアクセスが悪いこともあって今まで来れなかったが、今回ついでに来ることにした次第。

大変綺麗なトイレに寄り、貴重品だけ抜き取って荷物はロッカーへ。入場券を買って上がる。そうこうしているうちに、16:20頃になっていた。えーとまず来るのは…うわ! うまくいくといいなー。

よっしゃ。障害物一切なしで0系全身像を撮れたのは初めてじゃなかろうか。ピントが甘いのはご愛嬌。て、今気づいたけど R62 か! ビュッフェ付きの唯一の子だー。博多で乗れるといいのだが、こればっかりは運次第。
そして振り返るとこうなる。発車時刻1分差コンビ。

しかし、来てみて初めて気づいたことがある。
光の加減が異様に難しい。
ホーム中央にだけ屋根がある。0系はともかく、16両あると全身に光を当てることができんのだ。うーむ、500をどこで撮るか。迷っていたらもう案内が流れ始めた。東海の駅と違い、ご丁寧に英語アナウンスも長々と付く。それが終わったらちょうど入線。さぁ34号来るぞー。

…本当に今回は500に限ってミスが多くて心底泣ける。
とりあえず場所を変えよう。見送って大急ぎで博多寄りに移動。33号入線までは3分ない。今回の目的は、長い姿を撮ること。安全に端っこで狙うか。

やはり屋根の遮光効果は絶大だった。顔が無事なのがせめてもの救いか。
海側に弧を描くホーム。最後尾が見えないほどの長さを楽しめるのも、あと少し。しかしまぁ、この調子だとそのうち、西日本の名所にも足を伸ばすことになりそうだな。そうそう、米原方面も改めて。

W2 が神戸トンネルの漆黒に吸い込まれるのを見届けた後、「16両の500系のぞみ」の存在証明を記録しようとホームを巡った。

8両になれば、西の果てに置かれたこの看板も位置が変わり、「こだま」と書かれることになるんやな。東京同様、シールが寂しさを誘う。


編成案内図。これが実に西日本らしかった。一部拡大。

のぞみは500。ひかりは300。

レールスター。そしてこだまは100。て、100は岡山以東に来てないみたいなんで本来は0系で書くべきなんだろうけども、来れない分此処で登場させたと考えられなくもない。このバリエーションの多さはほんと、山陽区間の魅力だよなぁ。須津のおばちゃんに見せてあげたい。

その後数本てきとうに眺めて、新幹線ホームを後にした。
表玄関から海側を望む。かつて物騒なニュースで知名度を上げてしまったホテルを包む空の色は、既に変わり始めていた。

いやしかし、先日の京都も充分ハードだったが、泊まり旅行は更にタフさが求められるということがよく判った。あと財布の中身も。今回トータル2諭吉ちょいで収まったけど、金と時間と酔狂さ、それこそ趣味人の三種の神器なんやな。

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