演劇の街を走る (1) みずいろの変化

あれからちょうど2年。日本全体の平穏を厄神さんに祈ったりしていた中、トイレの電球が前触れもなく終了。停電中の暗闇で懐中電灯を頼りに用を足したあの日を思い出す結果となったが、これはこれで防災意識の再確認になってよかったのかもしれん。
さて今回は、ちょっと話が前後するが2月最終週のぶらり撮影分。

この日我々は、それぞれ久々となる駅を訪れていた。

自らの記憶とだいたい同じ景色を眺めつつ、マナーポスターにつっこみを入れる。

ここは小田急下北沢。渋谷同様、もうすぐ地下に潜ってしまう前に「自分の知っている駅舎」を観ておこうと思ってやってきた次第。

地下駅はいかにも現代的なデザインになるので、緑&クリームの地上駅はこれが見納めになるだろう。

乗降した機会はあんまりないが、正直ここの動線はわかりづらい。

旦那さんの解説によると、そもそも現1番線が上下兼用島式ホームで、キャパオーバーによって2番ホームを増築した結果こうなったっぽい。JR の渋谷同様、そういうパターンはだいたい何かしら無理があるわな。うん。

一旦改札を出て、昼食がてら周囲をぐるりと散策。
出た瞬間に気づいたのだが、この頃はちょうど「下北沢演劇祭」の真っ最中だった。下北といえば演劇が盛んなことでわりと有名で、わたしがここに来た数少ない機会というのも先輩の公演を観るため。最後に舞台に立ってもう14年くらい経ってしまったが、もし今でも続けていたとしたら、すごい勢いでいくつもの小劇場を巡っていたに違いない。
と、そんな昔話はさておき、東側の踏切へ。

ちょうど VSE がやってきた。工事が完了すれば、地下の遥か深くを通過していくことになる。

若者ばっかりなのかと思いきや、意外と老若男女問わずいろんな年齢層の人が気ままに歩いていた。

何が本題なのかわかんなくなってくる前に、駅構内に戻ろう。南口付近の工事解説コーナーをちょっと覗いた後、下りホームへ。

メトロ車も普通にやってくるようになったのは、多摩急行ができた頃くらいだったかな。相模大野ユーザーにはほとんど縁のなかった車両。まぁその頃は右の車両もいなかったわけだが。

屋根と柵が迫る中、MSE も狭そうにしている。

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