地上のターミナル (1) 青空と未来

いやー札幌も函館も壮絶に寒かったー。だからさぞかし関東は快適だろうと思いきや、この氷雨。結局寒いものは寒い。
さてすっかりタイムラグが板についてしまったが、ここからは12月第3週。毎年恒例の、旦那さんの同級生お仲間グループの皆様集まっての忘年会に行く前に、ちょっと寄り道した話。寄り道っていうか遠回りなんやけど、そこは気にしない。

突然ですが、突端に来てみましたよ。

なにこのギリギリっぷり。しかもホーム超細いし。
というわけで東急の渋谷である。

あっちが出たらこっちが入って、その繰り返し。JR には負けるものの、東横線の出入りは激しい。

24mm じゃ全然入らんよねー、という話になったので、旦那さんがつけてた 17-40 をちょっと拝借。それでも無理。EXIF が 19mm なのは当時の仕様です(先日修理済)。

このとっても狭いホームの端には、とりあえず我々2人。

小さな男の子のきょうだいが先頭を眺めに来て、そのまま嬉しそうに乗り込んでいった。

そうこうする間にも、車両はどんどん入れ替わっていく。

5分もすると、そこは東急の駅ではないかのような空気になる。

といっても、もうほぼ「東急みなとみらい線」としか思ってなかったりするわけだが。一応は他社車両だからね。いちおう。

しかし青いねぇ。地の色が見えないから余計に。

渋谷に寄った理由は他でもない。まもなくこの駅は地下化される。副都心線と直通になれば、ここは高架駅でも終端駅でもなくなってしまう。だからその前に。

晴れた昼下がり、セルリアンタワーを望む景色も、もうすぐ見納め。

日中だからこそ悠々と撮れるこの環境も過去帳入りになる。便利なことはいいことだけど、やっぱりちょっと寂しいなぁ。そう感じるのは、今の家に住み始めてから乗る機会が増えた東横線に、多少なりとも親近感を持ちつつあることの裏返しかもしれない。

そもそも最初っから全線地下の MM 線たちは、そんなことは意に介さぬ風情。

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