うめだの名のもとに (2) ほこりを示す
28 Sep 2019
先週の連休がレジャーどころじゃなかった分、少しは秋らしい景色を観ようと近場へおでかけ。お手軽にコンデジでさくさく撮り回りつつ、第一目標の彼岸花をはじめとして、それなりに季節を感じることができた。やっぱ適度な外出は心の栄養っすね。
さて引き続き阪急駅名変更に備えた記録会から。
その名を掲げる看板部分は、ここ数年のリニューアルですっかり綺麗に。
作ってそんなに経ってないのに、よもやこんな短期間で文字の差し替えが発生するとは、施工業者さんも想定外だったに違いない。
そのまま中央口あたりまで外周を進み、ビッグマン付近でコンコースへ。
細かいことを言えばいくらでもある駅名表記。他より目立たないから後回しにされがちな箇所ではあるものの、この柱で立ち止まって地図を観る人が実は結構いるんで、きっちり対応してくるかも。
大階段の上にもしっかり文字が入っている。デザインした時点ではきっと5文字前提で配置しただろうから、変更後は左右の余白が減って印象が変わりそう。ハイブランドの店内を思い浮かべればわかるように、余白が大きいと高級感が出るのです。
再び建物外へ。ひときわでっかい文字を見つけて、道路を対岸へと渡った。
これはそこそこ古そうやなぁ。最近のものと比べて「梅」の字体がわずかに異なっている。
余談だが、「○番街」の数字の由来が、ちょい前に阪急公式アプリで解説されていた。三番街は番地で、17と32はフロア数。運行情報や沿線催事チェックのためにインストールしたのが、思わぬところで役に立つ。
さらに JR 高架と接する南端も確認。強いて言うならここが駅としての正面になるのだろうか。JR より南側に用事があると、帰るときにはここを3階まで一気に上がることが多い。
でだ。せっかくここまで来たので、もうひとつの梅田駅も証拠を残しておく。
絶賛建て替え中(半分完成済)の百貨店に掲げられた、阪神電車の駅名。余裕たっぷりの壁面はともかく、エレベーターの方がやっぱり余白少なめできつそう。
地下の柱表示に至っては、根本的にレイアウトやり直さないと絶対入らないやつ。「阪神電車」をちっちゃくしたり、文字全部に長体かけるとかしないとねぇ。さっきから悩みどころがデザイン寄りなのは仕様です。
いずれも「大阪梅田」になってしまうから、阪神と阪急の区別はより丁寧にはっきりつけていく必要があるかと。
と、だいたい撮れそうなところを思いつく限り回って、記録終了。ついでにヨドで買い物して帰った。
新阪急ホテルの屋上は多分変えると思うけど、南端の外壁、JR 高架でほとんど隠れてるところとかどーすんのやろ。いずれにせよ、何年か経ったら駅名が短かったことを懐かしむ日も来ることだろう。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。