さくらさくら ’19 武庫之荘編

花散らしの雨とはよく言ったもんで、昨日の雨で地面がすっかり桜色。じゃあ季節も進むかと思いきや、むしろ週明けてから寒くないすか。おりしも年金取り立て(振込用紙郵送)が来てお財布も寒い。明日はもうちょっと過ごしやすいといいんだが。
では今年も花見の記録をちょこちょこと。

花見場所はいろいろ考えたものの、いきなり新名所を思いつくわけもなく。まずは旦那さんの希望により、一昨年の訪問でやや宿題を残す形となっていた沿線へ足を運んだ。

春の定番撮影地、武庫之荘は今年も盛況。なんでも、同日もっと早い時間帯に中井さんまでお越しになったようで。

お天気は上々。気温も高い。しかし、今回はひとつ大きな問題があった。すでに1枚めの構図で明らかだったこと。

過去2回と比較して、明らかに花のボリュームが減っている。太い枝が中途半端な位置で伐採されていたり、そもそも花がつく枝の数も少なかったり。
理由は容易に察しがついた。昨年の台風。木を生かしつつ安全を確保するため、泣く泣く伐られた枝も多かろう。こればっかりは年月をかけて回復してくれることを祈るしかない。近年新たに植えられたと思しき木もあったから、いずれ昔のような姿が観られるとええな。

ともあれ、この場においてはありのままの現況を受け入れて撮るのみ。

形式の種類はそこそこあるはずの神戸線。なぜかよく来る 7000 系。しかもみんな特急。

8000 系もぼちぼち。人が多かったのは、コレじゃなくてアレ待ちのようだ。さっき西へ行ったし。

どの木と撮ればいい雰囲気になるか。先客の邪魔にならぬよう気を遣いつつ、立ち位置を探る。

駅はすぐそこ。特急は勢いよく通過だが、余裕持って楽に撮れる各停の存在がありがたい。

現行ダイヤの妙か、上下線がかぶることはほとんどなかった。でもたまに通過タイミングを見誤り、振り返るとそこに電車。あわてて引き流したら、側面に桜ラッピング的な投影。今日もつやつや阪急電車。

ハイシーズンにもかかわらず、意外と来なかった「さくら」HM。

もっと多くてもいいんだよ、と思いつつ、来たものは大事に撮る。接近戦で久々のプチ流し撮りは、やや歩合低め。

みんな待ってたアレ。今日は1日特急運用か、神戸から帰ってくる 8000F。

投入当時の復刻版、H マークを擁する特別仕様は、残り時間そう長くないと言われている(今月16日終了予定)。いうまでもなく最初で最後の桜。花見の頃まで運行期間を作っといてくれた、と考えてよさそうだ。

前も行った気がする駅前ケンタで昼食を済ませ、さらに西へ。ホームで観る桜もやや台風で折れていたものの、咲き具合は相変わらず見事。

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