OtiS IV

今年の高校野球も「縁のある都道府県」中心になんとなくチェックしてたんだけど、まあえらいことになったね。どっちが勝っても大会史に残る偉業。明日応援すべきは現住地の大阪か、はたまた自分と同様の県立校か。えーい、どっちもがんばれ。
さて欧州旅4日め、ハンガリー域内の話はここまで。

乗車時間が旅程の半分を回ったところで、そろそろ行ってみますか。乗車そのものに加えたもうひとつのお楽しみタイム。隣の車両に移ると、案内カウンターの奥にその空間が待っている。

て、これだけだとただのテーブル席にしか見えんかもしれんけど。Restaurant、つまり食堂車でございます。日本ではほぼ絶滅した形態。一応我々世代的にはちっちゃい頃の新幹線で実在こそしたものの、使う機会がないうちに、大人になる前に姿を消してしまった。
それが RJ には標準装備だというので、食事時でなくとも一度体験しておきたかった次第。

とはいえ、ここでがっつり食べると昼食に差し支える。とりあえず旦那さんはビール、わたしはカフェラテ。雰囲気をつまみにおいしくいただきました。

各テーブルに沿って大窓があるため、車窓ビューも良好。

ふと上を観たら非常時の叩き割りポイントが示されていた。なるほど、大きいから避難もしやすいわな。

タンクが並ぶ小さな途中駅を過ぎたあたりで、自席に戻った。

そうこうするうちに、次がハンガリー最後の停車駅 Hegyeshalom。

あらこんなところに保存車両。大戦後に活躍した Class 411 というらしい。博物館には動態保存車もいるようだが、一番たくさん残っているのは保存鉄道大好き大英帝国だとかなんとか。

あっちの赤いのはどうやら私鉄っぽい。線路を持たず車両のみ所有する私鉄はヨーロッパによくある形態で、FOX は数年前にできたばかりの会社のようだ。

EU のシェンゲン領域内移動に、国境検問はない。車窓と現在位置マップを見比べているうちにオーストリアに入った。

しばらく景色が農村地帯であることに変わりはなかったが、ひとつ大きな差異を感じたのは膨大な風車群が現れたこと。生活圏の近くでは何かと弊害ありという話もあるから、このくらい広大な土地にまとめて建てる方が向いているのだろう。

我々が乗った区間での最高速度は 160km/h 止まり。本来 Railjet はもっとスピードが出る乗り物だが、ハンガリー側の線路が高速走行に適さないのかもしれんな。最後は駅の手前でやや歩みがのろのろとなり、それでも途中区間での数分遅れはきっちり取り戻して定刻でのウィーン到着となった。

座り心地もなかなかよかったし、何より驚いたのは発車停車時のスムーズさ。機関車から遠い車両だったことも奏功してるとは思うが、静かだし振動もないし、これがダンパーがっちり欧風客車列車の強みか。

快適な旅をかみしめつつホームに降りると、今乗ってきた編成の前にもう1本。終盤の動きがのろくなったのはアレの入線待ちもあったか。空港発の列車(RJ 862)を前にくっつけて長編成運転、ザルツブルクで再び分割して 862 はブレゲンツへ分岐していくようだ。いずれにせよ、引き続き乗る皆様はどうぞよい旅を。

12時半。今日からのお宿のチェックインにはまだ早い。とりあえず大荷物はロッカーへ。

駅ナカのアジアンフード屋で、見た目より多くて辛いタイカレーを昼食とした。ハンガリーと違ってこっちは日本人多そうやな、と、この店で早々に居合わせたおっさんを横目に。

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