実録・おひとり様物語 古都編 (2) 出会えないリレイション
4 Oct 2008
砂利性の筋肉痛とでもいうべきか。膝から下の、ふくらはぎじゃない側が痛い。しばしのんびりするとしよう。
さて、何故この時期に京都かというあたりから。
10月になった。これから11月末まで、毎週金曜と連休中(今月の3連休は除く)に臨時が出る。すると、現在の定期ダイヤでは不可能な「京都駅以外での2本接近」という現象が起きる。ざっと調べたところ、昼間に観れる4パターンのうち1つは関東、2つは西明石方面、そして1つは大阪京都の中間。以前から気になっていた高槻近辺があやしい。行くか。
一方で、財布の負担は抑えたい。そこで見つけたのが、いい古都チケット。春秋限定の1日フリーきっぷで、阪急&京都市内あれこれ乗り放題をベースに各社版があるそうな。計算すると、京都で何かに立ち寄れば明らかにお得。…これだ。
てことで、実は京都行きは高槻のおまけ。
超すがすがしい、出発駅の朝。山をバックに撮りたいなと一瞬思ったが、すぐにでも発車しそうな雰囲気により断念。実際すぐドア閉まったし。
それから特急で十三まで。ピークタイムから若干ずれたのか、東京みたいなおしくらまんじゅうがないのはありがたい。
十三は4面6線、梅田に次ぐ迫力のある駅。梅田方も開放感が気持ちいい。乗り継ぎに余裕ができたのをいいことに、ついあれこれ激写。
後ろにスカイビルが見えるのはいいとして、この角度で10両は無理があった。
10分かそこらの間に、宝塚線は2本も回送が。もったいなく見えるが、下りならいいのか。
しかし、余裕ぶちかましているまさにその時、肝心の京都線に急病人で遅れ発生。と知ったのはホーム移動後。とりあえず快速急行に乗って、まずは高槻市駅へ。
乗り継ぎを確認したく、根強く残るパタパタを注視。が、そこに出たのは当初乗るつもりだった通勤特急だった。あー、つまり各停はその後にしか来ないんですね。
その通勤特急を見送って数分後、各停の遅れは3分程度。その程度のずれは吸収できるようにしておいてよかった。
隣駅、上牧までは短いようで長い。そこから線路沿いに少し行けば、第1目的地。ホームセンターの屋上駐車場。すれ違い予測をたてた地点からはちょっと北にずれてるんだが、失敗したとしてもデータ収集にはなるだろう。
ともかく静止画と動画の両方を撮りたい。幸い、ちっちゃいカメラが自立する場所を見つけたので、自分は静止画に集中することにしてあれこれ準備。その最中に 6A が行ってしまったのは誤算だったが、まぁ絵的に美しい場所というわけではないのでいいとしよう。
で、どうなったかというと。
やっぱり静止画はいまいちだった。こっちが低すぎるのが敗因。一番見えてる状態でこれ(9170A=W8)だもんな。9A(W9)に至っては足元の編成番号すら見えない。少しでも高い建物を探してここまで来たけど、実際の高さは上ってみないと判らない。百聞は一見に如かず。
それ以前に、まったくもって「すれ違い」にはならなかった。インターバルが2分38秒。誤差というには大きすぎる数値だ。いったいどこに行けば離合シーンが撮れるのだ。時間的にはジャスコ辺りの可能性もあるけど、あそこ本当に見通し利くのだろうか。そっちもいずれ行ってみなければ。
※追記:この地点の通過が京都±6分。ジャスコだと30秒くらいしか違わないっぽいから、もっと南やね。この区間での撮影は無理かも。
すぐさま駅へ戻り、2つ進む。そこには魅惑の場が待っていた。
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