実録・おひとり様物語 古都編 (3) 熟成された場所

今日は雨。休養とるにはちょうどいいかもしれんね。
では続き。ここから京都府に入ったような入ってないような。あまりにも高槻に近いので決めた寄り道。ある意味「失われた後のもの」を観たのは初めてかもしれない。

降りたのは大山崎。目の前に、なんと2時間まで100円という破格のレンタサイクル発見。1時間で降りても惜しくない値段。早速乗っていく。
まずは川の方へ。防音壁のない区間があるはずなので、それを下見に。

新水無瀬橋の辺り(上牧より1分京都寄り)。この B 編成は後追いだけど、柱を避ければ「あれ」と組み合わせができることを初めて知った。ここからも見えるとはね。そう、あれだよあれ。大山崎名物。ここで降りたのはむしろそっちのため。

ちゃりで緩やかに上っていくと、ほーら見えてきた。

サントリー山崎蒸溜所。ウイスキー飲めないので中に入ることは一生ないだろうが、鉄道を本気で撮り始めてから何度となくその名を耳にした超有名スポットが今どうなったのか、実際に様子を観に来たのだ。

あー、こりゃまた立派なフェンスで。
とまあ、封じられてしまった「サントリーカーブ」。ちょうど今のカメラを買うか買わないかの時期にやられちゃったんだよなぁ。

この注意書きを観るに、ガードレールの内側へ「立入った者」多数だったんだと思うけども。

ただ、どこかで読んだ話では、きわめて限られた定員で、カーブを撮れるアングルがなくはないという。ふと振り返って気がついた。そうだ、踏切の上を抜けば視界クリアやん!


こうして、到着早々にスーパーはくと後追いとサンダーバードをちゃっかりいただいたのであった。後者をプレビューして、あぁこりゃ人集まるわ、と再認識。

実を言うと、何かしら撮れることを期待して通過予想一覧も作ってきていたりする。さーてどこまでうまくいくやら。以下、来た順に。


オーシャンアロー。かわいい。

各停207。

「試運転」って関空快速にしか見えんのだが、なんぞこれ。

下り321。直線も撮れるようで。

高槻以北なので「普通」221。

サンダーバードの下り。大阪方の顔の方が好き。なんか500の遠縁ぽいから。

新快速223。うわー末尾が切れた! ぶっつけ本番のサンダバが上手くいったのに、何故こっちは2回ともミスる。

そして、時間的にここまで撮ったら撤収と決めていた、はるか。思ったより短かった。

結論。1人なら撮れる。2人だと微妙。でも蒸溜所と背後の山がいい感じなので、長編成に意味のある列車以外は、カーブを諦めてこういう感じにするのもひとつの手かもしれない。「とまれ」がなければ最高だったけど。

とかなんとか、30分貼り付きで存分に堪能したのであった。さ、そろそろ京都市内に向かうか。

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