実録・おひとり様物語 渓谷編 (5) 見学どうでしょう

どんどん行こうねー。次は足尾の巻。足尾といったら銅山だが、それだけと思ったら甘い。特に今回の旅の場合は。正直、自分でも予想外の成果が得られたので嬉しいよ。
本当は足尾関係1ページにまとめるつもりが、重すぎの予感なのでこれまた分割。あうー。

■0930 足尾銅山観光


通洞。超いい天気。でもそのマカロニ状モニュメントはどうかと。ともかく、目的地までてくてくと。途中、ふと足元に気づく。

…足? これが何であるかは後程判明。とりあえず、道しるべとして埋めてある模様。


「観光」まで含めて施設名称なのってちょっとおもしろいと思ったり。早速入場料を払う。800円。あ、割引券のついたパンフ、ロッカーに置いてきた。まぁいいや。しかしだね、その、ここ来るまでにほとんど人に会わなかったのだが。誰もいなかったりしない?

ほらー。ていうか、そこに人形置くなって。こわいって。

バスでも着いたのか、非常にかしましい年配の団体さんがどっと増えたところで、トロッコが到着。これで見学エリアまで行くのだ。

彼らよりひと足速かったわたしは結果的に待ち列先頭ってことで、自動的にトロッコも最前列なわけで。またかい。
09:45、出発。ちょっと急な坂を下って行く。山を見上げると太陽がまぶしい。

「通洞坑」(↓は後で撮った)に入り、奥で行き止まるとトロッコは終了。

此処からは徒歩で回る。
坑道だけに、低い・狭い・暗いの三拍子揃っている。しかも普通に水が垂れてくる。そんな中を、団体さんをうまいこと避けてのんびり回る。しかし、のんびりにも限度というものはあるな。とりあえず、いろんな種類の人形を見て回りました、で終わってしまうと言えば言えなくもないし。坑道の狭さ体験のほうが実感できるかも。

てことは、だ。次に列車が来るのは12時台なのだが、如何にして持たすかが最大の課題。頑張って「鉱山探検シアター」とかでひっぱってみた。8分だけど。現場再現 CG と音響はリアルでよかったと思う。
そのシアターも入っている「銅(あかがね)資料館」で解説展示を軽く観て、屋外に出ると10:30。

実物トロッコ等の屋外展示と、銅銭をはじめとした貨幣関係の別館も観て10:45。うん、頑張った。また空を見上げた。

ちなみに、その別館にさっきの「足」の答えが。

足字銭っていうらしいよ。実在のお金だったのね。笑っちゃって失礼しました。


トロッコは相変わらず、十数分おきに行き来している。団体がいないと人はまばら。先頭車両にかき集めても余裕。やはり今がオフシーズンであることは事実なようだ。
…よし、これでも眺めて時間をつぶすか。何度も来るところではないだろうし。

10分経過。

あーもう限界。寒すぎ。手が凍る。じっとしてるのはきついわ。ということで、これが此処でのラストショット。
先頭車両があったりなかったりするのは、どうやら回送時にそいつの力で押さないと、のりばへの急坂を自力で昇れないせいらしい。と、事前に観たどこかのサイトにあった気がする。どこだっけ。

寒さの余りに撮り忘れたが、「銅もありがとう また銅ぞ」などという駄洒落看板に見送られて階段を昇り、土産物屋でしばし暖をとる。そして店員のおばちゃんに尋ねる。
「足尾駅って歩ける範囲ですか?」
さっき降りたのは通洞。足尾は隣。でもね、だって、暇なんだもん! おばちゃん曰く「20分くらい」。余裕やね。徒歩移動決定。その模様は次記事へれっつごー。

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