冬の駿河の出たとこ勝負 (1) 始まりはシームレス

では、9日から2泊3日に及んだ遠征の話を。タイトルがほぼネタバレ。そう、本題はアレだったんですよ、アレ。まずはプロローグからさらりと。

えべっさんに行く前に、阪神の駅のロッカーに寄った。キャリーバッグなんぞ持っていく場所ではないからね。どうにか帰還後、それを取り出したら、ここからは旅モード。
出店で買ったピロシキをたいらげて、ホームに上がる。…あれ? 全然すかすかやん。タイミングが良かったのか、じきに来た急行で悠々の着席。

つい前面展望な位置に座ってしまうのは仕様です。あ、近鉄車。

次第に席も埋まり、終点までの最後の停車駅は野田。

ちょっと絵がブレたけど、こちらの発車と同時に、ものすごそうな坂を対向列車が上ってきた。て、それを今からこちらが下るわけだが。梅田駅、地下やもんね。そら潜るよね。

そうだ。せっかく普段乗らない阪神電車で梅田に行くんだ。こないだ虎さんが仰ってた、ホームの上にあるという絵巻を探してみよう。すっかり客の入れ替わった構内を、見上げながら歩く。

これではないなぁ。もっと奥か。

なんかこれのような気がする。なかなか味のある絵巻。全部撮ってこようかと思ったが、それはまたの機会に。40D 取り出す時間ないし。だから観ての通り、さっきからずーっとμで済ましてるわけで。

遠征なので本来なら最初から JR に乗るのだが、今回は別。メモリーカードを買い足すのを忘れていたのだ。ヨドバシ寄らなきゃ。
が、愛用していたカードがあろうことか生産終了。しくしく。いくらなんでも倍額は出せない。やむなく、少しだけ高い他社製品を選択。この決断に迷ったせいか、新大阪への移動がスレスレに。
ま、どうせ自由席なんやけど。でもひかりって停車駅によって明暗分かれ過ぎやん。乗りたいもん逃したら大変。強烈な夕陽の中、発車時刻が近接しすぎて観れない 765A に後ろ髪をひかれつつ、480A に無事乗車。

関ヶ原近辺で窓を細かい水滴が打ったのは覚えている。その後寝たりしつつ、ちょっと前の仮装大賞で非鉄にも有名になったかもしれない静岡で下車。さらに各停で少々。

ここもか。クリスマスから抜けきれてない駅がここにもあったよ。
清水。実は去年の全く同じ時期に、全く同じ宿に泊まった。セパレートで広い風呂、居ながらにしてアレを確認できる利便性、そして安さ。ただひとつ不満を言うなら、駅周辺に夕食をとれるレベルの店があまりにもなさすぎること。なんとか見つけた店も、自宅で食べるカキフライが如何に絶品か悟る結果に終わったし。
さあ、しっかり寝て翌日に備えよう。きっとこれが最後の賭け。

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