ごゆるりと房総 (3) 境界の駅
19 Jun 2014
青いものが夕方に20分ほど落ちていた。青がだめなら水色使えば済むのだが、例えば黄緑しか友人連絡先知らんような若い子はそこがダウンすると阿鼻叫喚かもね。ま、うちはデフォルトのアプリ(メールと SMS)に青と水色で事足りてるから、アレを使ってみようと思ったことは一度もないけど。
さて本日も千葉の奥の方のお話を。
こちらが終点の上総中野。小ぶりながらもしっかりした造りの、ログハウス風駅舎。それより横の竹(トイレ)が存在感ありすぎなのは秘密。
乗ってないけど終端記録会は抜かりなく。
この駅にはもうひとつの顔がある。
小湊的には終点。だが、ここからは別途いすみ鉄道が出ている。いすみ的にも終点。それぞれ別のホームを使うことで混乱を防いでいるようだ。
てことで、いすみホームにも行ってみる。
いすみの終端。よーく観ると、終端がついてない方の線路は小湊までつながっているようにも見える。もっとも現在のところ直通の動きは特にないらしい。あってもいいよねと妄想するのは容易いが、まあいろいろと事情があるのだろう。お互い成り立ちも全然違うようだし。
いすみ側がおもしろいのはアピール旺盛なところ。
この自販機で買うと一部がいすみに寄付される。それはともかく、側面が車両の顔である。正面を顔に見立てたものはよそで観たことがあるが、こっちに描くのは斬新。ちゃっかり車番までついてるし。
こちらはやや風化しているものの、「ようこそ お城の見えるいすみ鉄道へ」と読める。実際後でお城付近に行ったが、確かにあの位置ならば車窓からは城ビューになるだろう。
それにしても、なにも来ない。というか、双方ともにここまで来る列車は非常に少なく、いすみは1時間に1本、小湊に至っては1日6〜7本。一応もう少し待てばいすみが来るようなので、待ってみることにした。
大久保もそうだったが、ここでは上総の読みを「かづさ」と旧仮名にするのが流儀っぽい。
架線のない空は広い。やたら高くて雨避けにならなそうな上屋よりさらに高く、線路の向こうで大木がそびえていた。
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