当世お伊勢参り事情 (16) 産業線路・3

本日は都合(ライブ)により大幅前倒しにてお送りしております。物販開始15時半って、そんな時刻に行ける社会人がどれだけいるのか。って会社員なら有給使えばええのか。もっとも開始に合わせて行くと開演までひますぎるので、現地でちょい早ディナーできる程度の頃合いで行くつもり。
さて三岐線はというと、本格的に貨物輸送が動くのをひたすら待つ回。

折り返し電車でそそくさと戻る。アレはどうなったアレは。

って、うおー! 工場内にタキ群が入ってるー。これはいよいよもって期待高まるところ。まあおちつけ。

いうまでもなく、一番楽しそうな東藤原で下車。

シンプルな駅舎を出ると、すぐに存在感ある展示物が迎えてくれた。

以前使われていたらしいホキ。荷札(っていうのかね)は運用当時のものを再現してあるのかどうか不明だが、膳所という表記も観られた。実際、かつてはあちらの方へもセメントを持って行っていたようだ。

駅からわりとすぐの所に踏切がある。開放中にちょっと立ち止まってみた。

いかにも工場らしい背景に、タキを従えて(牽引はしてない)静かに出番を待つブラウンの ED45 形重連。小さいけれど頼もしい姿。

しばらくすると踏切が閉じ、1本後の旅客電車が西藤原をめざして発車していった。アレが本線で、あとは全部貨物用の線路ということか。

今行った電車が戻ってくるまで、どのみち移動はできない。せっかくなので、置きタキの鑑賞にでも行くか。

駅西側には夥しい数のタキが並んでいた。手前にぽつんといた1両はやたらと綺麗だったが、検査明けかなにかだろうか。周辺のタキたちを眺めるとそれぞれ微妙に仕様が違い、上方のステップの位置だの、本体のラインの有無だの、細かく観るときりがなさそう。

もうちょっと観ていたい気もするが、やっぱり足が痛む。それどころか、足をかばっているうちに腰まで痛めてしまったようだ。おとなしく駅に戻る。

セメント系輸送の歴史は相当長いようで、待合室には新旧の車両写真や解説が誇らしげに展示されていた。それを眺めつつ身体を休める。

踏切には貨物対応による閉鎖時刻の目安も書いてあったが、いまいち何も動く気配を感じない。とりあえず他駅でも見物に行くか。さっきの黄色い電車を待って、移動することにした。

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