当世お伊勢参り事情 (17) 産業線路・4
21 May 2014
ライブ楽しかったー。今やってるこのシリーズがあと2回なんで、終わったらまた例によってスーパー長文投下予定。うちの記事って本数は写真が9割だけど、アクセス数になると音楽が9割近いんだよねぇ。なにかものすごく需要と供給的に間違っている気がしないでもないが、音楽だけで毎日書けるほどネタないんだもん。
まあそれはともかく、もうちょっとだけ三岐線の旅。
そして再び広さをかみしめる。それだけナローのインパクトが強かったということか。
さっき顔についてる銀色の飾り板を観た瞬間、西武車であろうことはほぼ確信していたが、やっぱり西武車だった。往路に乗ったラッピング車が 101 系、こちらは 801 系。
それにしても隣車両と仕様が違いすぎる。モケットや壁の色はともかく、貫通路の断面が随分アレなことに。なんじゃこら。あまりにも違うので不思議になって今調べたら、どうやら青い方は事故って壊れた1両分に別のもの(西武車の別形式)を継ぎ足したらしい。だから正面デザインも前後で全然違うらしい。しまった、違う方の顔も観ときゃよかった。
しかし、もっと大事なことにふと気づく。
この後は、保々という駅で車庫でも見物しようかと思っていた。が、頭にひっかかったのは、さっき東藤原で保存しておいた踏切閉鎖予定時刻。次は17時半頃だったはず。いま16時台後半。往路での所要時間から想像すると、見物していたら戻りが間に合わないのではないだろうか?
旦那さんに相談し、保々の手前の駅で急遽降りる。
こうして予定外の下車駅がひとつ増えた。北勢中央公園口。公園までは結構遠そうではあるが「口」だからいいのか。
10数年前に駅ごと移転(&改名)したようで、えらい現代的な構造。高い天井と広い窓のおかげでとっても明るい待合室。
ということでそそくさと引き返す。
黄色とオレンジは夕方の陽射しにとても映える。今思えば、北勢線の看板に書いてあった絵もこの車両やな。
この電車、さっき乗っていた電車と保々で行き違いをしているはずだが、双方の到着タイミングによっては対面乗り換えできない可能性もあったので、公園口を使ったのは悪くない選択だったと思う。
平日夕方。乗客は先程より多く感じる。とっても縁起の良さそうな大安という駅ではかなりの人数が下車。この界隈にはデンソー等の工場が多く、住宅も結構あることは後で知った。貨物輸送があることに加えて、そういう意味でも工業に縁深い路線のようだ。
最速で戻ったつもりだったが、東藤原到着は予定時刻の10分程度前。
そして振り返るとそこには機関車が。ショータイムには間に合ったのだろうか。
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