銀座の線の物語・序章 (2) 隙間と裏側
15 Mar 2013
本日は「最終日」に参加のため午後半休。中期的(?)に撮りためた分がいろいろあるので、次回以降「過去帳入りした風景」としてじっくり大量に出していく予定。
まあとりあえず今日のところは銀座線の話を続けましょうか。
ビル内蔵タイプのため、地味に暗い構内。わずかな窓からスポットライトが駅員さんの白手袋を照らす。
広いほうの改札を「降りてきた客」目線で。この天井の掲示、微妙に観づらいというか無駄に迫力だが、まあ言われてみれば床に書いても人大杉で無駄だろうからこれしかなかったのだろう。
それにしてもこの通路は常に賑わっている。やはり現時点で一番多いのは JR から出て右(東横方面)に曲がる動き。
そこに銀座線降車客の束が数分おきに加わり、直進とか左折とかしていく。
各線の位置関係が定まって数年経った(副都心線含む)から比較的整然と流れるのであって、明日からは少し混乱もあったりするのかもしれない。
かわって2月上旬。
意外な所から電車が顔を出していることを、この頃初めて知る。そういや引き上げ線ってところどころ陽があたってたなと後から思い出す。
新たなる不夜城ヒカリエの足元を控えめに走り去っていく姿は、あるいは夜の方がよく見えるかもしれない。
翌朝。
引き上げ線の行き着く先は、エクセルとマークシティの谷間だった。もうここまで来たら井の頭線への乗り換え口をこのへんにつけてあげたい感もあるが、それは無理な相談というもので。
いかにも旧来の渋谷らしいビルが並ぶ界隈から、電車の姿を窺うことはできない。
前夜に電チラしたのは、よくよく考えたら以前から何度も通っている場所だった。
西口バスターミナルの真横。西口なら何度も来てるし、バスも使ってる。電車が来ないだけで気づかないもんなんやね、と妙に感心。
すぐに折り返していく電車。次々と入れ替わり着いては発車するバス。渋谷は忙しい。
最後に、もはや定番となった感のあるヒカリエポイント。いろんな意味で午前遅めがベスト。
ダイヤ改正が落ち着いたら、渋谷以外の駅も少しずつ巡っていくつもり。表参道はすっかり綺麗になったが、他はまだまだ歴史の香りを色濃く残しているうちに観ておきたいな。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。