森と都会に囲まれて (3) 新顔を待つ

肉にしろ魚にしろ、メイン食材が入手できないと成立しないタイプのメニューありますやん。ここ数週間「アレないかなー」と観に行くといつも売り切れだった食材、今日久々に発見。そのかわりタレは売り切れ。まあええわ、明日作ろっと。
さてお盆の愛知県、都市部へ移動してまいります。

知多半島を北上して、宿泊先のある名古屋に入る。チェックインしてからがまあ大盛り上がりだったのだが、その話は長くなるのでいったん置いておく。荷物を整えて、とりあえず名駅に入場してみた。

移動している間にもうひと雨あったようだ。それはさておき、東海もいつの間にか少しずつ世代交代が進んでいる。えーと、これは 315 系。去年デビューだから確実に「はじめまして」。

383 系も後継の開発が発表されているものの、現時点ではまだまだ元気。

特急ホームに来たのはもちろん理由あってのこと。もうひとつ、まだちゃんと観れてない新型が来る頃合い。

お、いたいた。HC85 系。キハ85の完全置き換え、つまり新しい「ひだ」である。

JR 各社で少しずつ増えてきたハイブリッドディーゼル車。ハイブリッドだから実質電車ということで、記号はクモハとかモハとかになっている。まあ実際、見た目はわりと電車。LED も電車並み(以上?)の高精細。

それにしても駅の中の人たちは実にうれしそう、と推測できるホーム片隅。東海では久々(東海単独としては初)のブルーリボン賞獲得という慶事もあったことだし。

先代・キハ85にはだいぶお世話になったもんだが、岐阜に用事ができる可能性もすっかり低くなってしまった。田舎暮らしをエンジョイしていたはずの両親は四国へ移り、我が親族内で圧倒的に長生きした母方祖母も今年ついに大往生(享年 100 歳!)。今後乗ることがあるとしたら単純に旅行かな。

HC85 はひだだけでなく南紀も担当している。エンジンのパワフルさには何ら変わりないため、今後も先代同様にガンガン飛ばしてくれることだろう。

せっかく入場したので、他の車両ももうちょっと眺めていこう。

下に向けて細くするオレンジ帯の処理、どっかで観たと思ったらセントラルライナー柄にちょい似てるのか。

急に貨物が来たので。めっちゃ短いが、EF64 にしろタキにしろ、関西にいないものが観れたのでよし。

普通列車はすっかり 315 だらけになったかと思いきや、313 もまだまだがんばっている。

新旧並んだところを記念撮影。当面はこの2形式が主役として通勤輸送を担っていくことになるな。同じ顔しかいないと言われ続けた東海テンプレも、20年も経てばさすがに変わるもんだ。

ここで駅からは撤収、夕飯へと向かった。駅前の店舗は大行列。そこで、駅からちょっと歩くものの床面積の大きそうな別の店をあたってみたところ、無事空席を確保。

名古屋といえば手羽先。の中でもトップクラスの知名度を誇る「世界の山ちゃん」である。だからこそ一見さんも多いのだろう、箸袋の裏におすすめの食べ方が図解されている親切設計。我々も一見さんなんでありがたい。

おもてのスパイスが肝で、まあまあ辛いのだが酒のつまみとしては最高。ガンガンいける。

他にもあれこれいただいて小一時間。ごちそうさまでした。

食後はまっすぐお宿、ではなく近鉄で寄り道。

米野から歩いて JR の車庫までやってきた。引退して間もないキハ85らしき姿もちらほら。つい先日(11月下旬)お別れイベントを催すまで置いておいたっぽい。

そこへ、今日の仕事を終えたらしき HC85 が到着。

跨線橋で見守る我々の足元をくぐり、キハ85の隣に収まった。想定外の新旧共演を観れたのはラッキーやったね。

名駅の夜景を眺めながら、歩いてお宿に帰還した。

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