地上に流るる新銀河

先週今週と少々仕事がありまして。これはちょっと手間かかるかも、と思って調べたら案外さくっと実現したり、簡単そうに見えて地味に時間を要したり、とあれこれありつつも概ね順調。今年の趣味活動の足しに多少はなるかな。
さて今回は11月中旬、ちょっとだけ夜活。

ここ数年ぱったり途絶えていた「親族以外とのお食事会」を久々に楽しんだ、金曜の夜。梅田からまっすぐ帰らず、向かったのは新大阪。

アレでも観ようと旦那さんの提案で。ドットの少ない3色 LED でできる上限までやってんなぁ。すごい。

なんとなく停止位置の当たりをつけつつ待機。

今更だけど、よく観たらホームによって隣駅表示が違う。うめきたショートカットしてる特急ホームだけ西九条。てことは、3月から全部「おおさか」になるんかな。

これまた大阪延伸となる、おおさか東線。当家が全線制覇した直後に 221 化されている。

と、ついでに観察しつつ待つこと30分弱。満を持して主役の入場。

古参車両のリサイクル…あ、いや、リニューアル事例が散見される昨今。まさかの「117 系を夜行特急化」というびっくりビフォーアフターとなったのがこちら、WEST EXPRESS 銀河さん。

って20年から走ってるんすけど、なんせほぼ夜行専門なもんであまり観る機会がなくて。21年から新宮方面へのダイヤが設定され、22年秋冬にも運行されるってことで来てみた次第。

もちろんまともに撮るのは初めて。5分かそこらしかない停車時間の許す限り、観れるとこだけ観ていく。

銀河って洗濯機あったよな。と、しゃれたロゴになぜか思い出す昭和。

この時点ではまだ旅行商品としての販売に限られていた中、乗車するお客さんの姿もそれなりに。

号車ごとに結構設備が異なっているらしく、寝台車座席車に女性専用まであれやこれや。調べなくても大半はなんとなくわかるあたり、ピクトグラムの類というのは優秀である。

グリーン車にもランクの上下があるようだ。彗星ってのはフリースペースの名前とのことだが、一見してそれとわかる往時の寝台特急 HM。まず「銀河」自体も元ネタは絶対アレやろ。

しかし車体塗装はまだしも、幕がとてつもなく細かくて二度見した。LED どころか液晶かなんかですか。

乗る人がひととおり乗り込み終わると、ホームにはちらほらとお見送りの同志ばかりが残る。

運行開始からそれなりに経つけど、意外とみんな観に来るもんやな。

発車を見届けて帰路についた。普段22時台に寝るご家庭なんで、その時刻に出る電車観て帰ったら結構な夜更かし。まあたまにはええやろ。

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