ひろしまのある一日 (7) 真紅の羽根躍る
30 Jun 2015
首都圏(主に西湘地域)があれこれ散々でコメントのしようがない一日でしたな。当家が首都圏離れて以来いろいろと起きているのは偶然なんだろうけど、平穏な日常とはやっぱり貴重なものなのか。
そんな話はさておき、向洋駅のお手軽撮影後編。
赤羽きたー!
既出の通り、春から入ったばかりの新顔 227 系 Red Wing。さっき側面は橋から鑑賞したし、当駅に向かおうと乗った電車の横で停車中の顔を観るだけなら観たが、落ち着いて撮る機会はほぼ初めて。改めて眺めると、いかにも 225 の後継らしいデザインである。
アレとコレが同じ会社の電車。いろいろ感慨深い。環状線に関空快速が入った時もこんな感じだったのだろうか。
そして、名前の由来となった羽=転落防止幌は予想以上にでかかった。車掌さんの身長から推定しても、そこそこのお子様くらいはある。空気抵抗とか深く考えなくていい路線ならではの部品やねぇ。
ただ、当たり前だが投入間もない新形式。見かける頻度はまだそんなに多くない。
下りを見送って上りホームに戻ったら、なんか通過していった。この日ここで撮ったのはこれが最後。しかし「普通」がなんで通過やねんと思ったら、よーく観るとラインカラーが赤。広島以西で使う送り込みか。
その後は相変わらずいつもの広島らしい光景が展開され続ける。
だいぶ増えた末期色。思ったほど激減はしていない(けど減少傾向なのは確実)カフェオレ。
昔ながらの形の電車と、昔ながらの形のホーム。ステンシルで塗ったらしき感謝の言葉にも、なんとなく暖かみがにじむ。
結局、臨時貨物は来なかった。残念。臨時だから毎週あるとは限らない、と言われてしまえばそれまでだが。
せっかくだし次の定期便まで観ていくことにしたら、なんと今度は長編成すぎて最後尾がまったく視野に入らない事態。しかも荷物スッカスカやし。
押しているのは押し太郎だった。まだ新しいから当然だが、バリバリにお元気そうでなにより。
そんなこんなで18時を回る。そろそろ広島駅へ引き揚げた方がよさげなお時間。
下りホームへ移動して電車を待つ。
対岸の車中には、カープファンであることを高らかに宣言する後ろ姿。この日はホームゲームで勝った模様。我々が応援したり意識したりすると負けるっぽいので、スルー気味にしといてよかったかな。
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