天下分け目の麓にて (2) 力持ちの休憩

東海エリア(新幹線的な意味で)に来ると、臨時がなければ夕方になる前に撮り終わってしまう。これだけで帰るのはもったいない。ので、軽い気持ちで延長戦。


この日の起点は山崎。2時間まで100円という、阪急駅前ちゃりの激安設定を今回も活かそう。IC から撤退したのが15時。残り時間で何しよう。とりあえずまたサントリーの方行ってみよっか。
西谷踏切は、ちょうど閉まっていた。京都方から貨物っぽいものが通過…あれ? なんか異様に遅いっつーか、今にも停まりそうな牛歩っぷり。あ、手前で停まっちゃった。そしてそのまま踏切オープン。

66さん、1人で(人ちゃうわ)何やってんすか!


複々線にもう1本加わって結構広い空間に、機関車がぽつんと1台。なんかシュール。そうか、これが単機回送ってやつか。言われてみれば観たことあるわ。
踏切はすぐ閉まる。66が去るのかと思いきや、各停に新快速、はるかにしらさぎと、後から来たものや反対方向のものばかりが次々通過。南側に渡ろうにも、開いて数秒でまた閉まったりするのでなかなか動けない。
土曜だからか、サントリー見学のために通る観光客が多い。一眼を構える他の同業さんにつられて、思わずコンデジを向ける非鉄の人も見かけた。

停車から15分。ひとしきり待避しきったのか、66は悠々と去った。

ちなみに、カーブに撮影封じのフェンスが立って約1年。その後わずかに残っていた隙間も、フェンスが追加されて綺麗に埋められていた。

逆光の上に望遠が足りないのを承知で試してみたが、内側線ならかろうじて、ってとこやね。


というわけで、ちゃりを返して駅に戻る。山が近いからか、切り取り方によっては辺り一面緑に囲まれているような印象にもなったり。
ホームに上がると、京都方にカーブ。ついつい引き寄せられる。柱立ち放題やから絵的には美しくないけど、眺めるだけでも楽しいもので。

この顔だと後輩のオーシャンアローに若干似てるね。むしろ、あっちが似せたのか。うまく撮れたのはこれだけだが、この区間、特急の種類が多くて飽きない。


おもろかったのは快速(になる各停)+新快速コンビ。ちょうどこの近辺で並走するタイミングになるらしい。あちらを立てればこちらが状態で柱避けが難しいけど。

うまくすると「なんちゃって超長大編成」になるかも。惜しい。
この快速に乗って帰った。しかし、本当223ばっかりになったなぁ。221を見かけたら、意識的に撮っておいた方がいいのかも。

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