それらは西にある (2) 格調の深緑

明日会社の飲み会なので更新できるかあやしいな。とりあえず今日はすべりこみ。3連休の関西ネタ収集会の続き。

この日最大の目的が来るのを待つ間。終わったらどうする? と考えていて、ふと思い出した。そういや、あれをきちんと撮ったことってまだなかったような…。運休になっている可能性を考えていなかったが、彼氏さんが調べたところ大丈夫そうだ。行ってみよう。

100年号を見送り、暑いので地下経由で JR へ。入場券を買って、実はこれが初めての11番ホームへ上がる。

はくとが来た。後で判ったが、両端とも流線型だった。珍しい。

すぐに出発。正面顔は平たく見えるので、横や斜めの方がスマートに見える。

次第に増える同業さん。まぁわたしたちが既に2人増やしているので、人のことは言えない。お、来たぞ。

そう、トワイライト。これを撮っていなかったのだよ。昼頃の大阪駅なんて簡単に来れるのに。だからか。もうすぐ11番線にサンダバが入るが、落ち着いて撮る時間は充分にあった。駅撮りなので、多少割り込まれるのはもう仕方ないと諦めている。

長旅に備える、機関車と運転士さんの横顔。客車との連結部を眺めていたら、すっさまじい熱風が頭上から襲ってきて慌てて逃げた。

そこへサンダーバード登場。

両端とも貫通顔がもう主流なのかな。置き換えが進み、例の「みー」って磁励音が聴けないことの方が多く感じる。
神戸方へ移動していたとき、彼氏さんがあることに気づいた。この床は…。

扉まで点々と続くアイコンの列。整列用目印なのはすぐ判ったが、これが自由席号車に限ったものであることを理解したのは、もう少し向こうへ進んでから。

しかし、指定席の何が羨ましいって、枕! 幻と消えたうなぎグリーンを思い浮かべつつ、窓の向こうで西に去る車両を追った。

トワイライトの最後尾では、車掌さんの制帽を借りて記念撮影する人がちらほら。

我々はというと、ロゴを地道に撮ったりしつつ窓の写り込みで遊んでいた。

発車まであと5分少々、多分間に合うだろうとホームを移動。「スシ」車内では慌ただしく準備中。

隣のサロンカーで発車を待つ乗客もいた。ちらりと見えたランプの造形に、改めてこの列車の持つラグジュアリー感を思う。
11:50。時間だ。まったりと見送…るはずが、ふと扉の内側に目をやって、2人で急いでカメラを構え直した。

いつか、その絨毯の向こうに足を踏み入れてみたいな。

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