しあわせを運ぶ港都 (8) 支線のしずけさ

仕事の進みがいまいち悪かったのは一部システムが止まっていたからか、それとも連休明けで頭がすっとぼけていたからか。しっかりせんとね。
梅雨の晴れ間に巡った神戸の1日、最後にもうひとつ鉄ネタを。


神戸といえば「起点」。そこから、主に彼氏さんのためのリベンジに向かう。前回あまりの暑さに諦めたという、アレを観に。
しかし、わたしたちの前に現れたのは脱力する光景だった。

ホームに着いてほどなく、カーブを曲がって接近する電車を確認。ちょうどよかったね、とカメラを構えて待つ。
…あれ?
隠しきれない、妙な違和感。

なんで銀色のものが来るねんそこで!

そう、ここは兵庫駅、和田岬線。

土曜だったからか、青いものが検査期間だったからか、あるいはその両方か。よりによって103系が運用から外れている日に当たってしまったのであった。うーむ。ネタ体質というのは、たまにネタになるレベルのハズレを引くらしい。

ま、「空気輸送の207系(モケット緑化前)」が撮れたと考えることにするしか。

運賃は払ってしまっているので、何はともあれ1駅乗る。

はい到着ー。隣には、脱力感を拭えない彼氏さん。はるばる来てこれじゃ無理もないよね。何故か申し訳ない気分に。

そんな我々をよそに、咲き誇る花々。そして車両の種類など問わない一般乗客。

あ、そういえばわたしは改装後に来るのは初めてだった。軽く見て回る。

ほんとにバス停だなこりゃ。取り壊し直後の、金網に駅名標くくってた状態よりはよほどましだけど、停車位置は遥か彼方なのにここに屋根を設置する意味っていったい…。

駅舎のかわりに登場したファミマの壁が、駅の歴史を語る。広島訪問後にこのパネルを観たら、神戸市電が脳内でカラー変換されて見えるようになった。

じゃ、とっとと戻りますか。

同じ車両の折り返しで、兵庫に戻った。その後市内で夕食をとって解散。
梅小路、成田、広島、そしてこの週の神戸。ちょっと張り切り過ぎてしまったのか、2人とも体調的に難がないとは言い切れない状態。それを考慮して、翌日は映画鑑賞(先にレポった RAILWAYS)と相成ったのであった。土曜の快晴が嘘のような大雨だったので、ちょうどよかったかもしれない。

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