羽越、雨のち晴れ。(4) でむかえる駅・1

本日から当家はお盆休みとなっております。週末には「本来のお盆行事」もあるんで、それ以外の行楽は疲れない程度にほどほどにしておかんとね。しかしこないだの台風が過ぎてからだいぶ快適になったと思ったら、今日はまた暑くなりそうな…。
さて日本海沿岸旅行、初日終盤はお宿の近辺にて。

あれからさらに北上し、やってきたのは宿泊の地・酒田。わたしとしては山形デビューである。これまで北東北にほとんど縁がなかったので、今回の旅は未踏県への訪問実績を少しずつ増やす目的も兼ねている。

宿から徒歩数分のところに酒田駅があった。いかにも国鉄テンプレが現存してるというタイプ。余談だが、この界隈は夕食の店の選択肢が非常に狭く、写真右端のビル(使ったのとは別のお宿)に入っていた居酒屋で妥結した。

その夕食後、腹ごなしも兼ねて駅構内を見物することに。入場券でれっつごー。

これまた国鉄の面影を色濃く残す、駅舎直結の1番ホーム。観光資源として推したいポイントがよくわかる。きらきら。吊るしびな(そういや日本三大の一角やったっけ)。おくりびと。

そしてフレッシュいなほ。ただのパネルかと思いきや、なんと運転室部分が顔ハメ式だった。これできみも運転士ってか。

いろいろとプッシュしているのには、当然理由がありまして。

ちょうど訪問日の翌日からデスティネーションキャンペーン期間だったのである。山形の形状をそのままキャラにしたと思われる「きてけろくん」がそこらじゅうで微笑んでいる。

跨線橋を渡って、対岸のホームにも行ってみる。

国鉄時代からと思われるプレートと、JR 世代の案内板が共存している。しかし後者、このデザインでこの色。首都圏民の目にはどーしても京浜東北線にしか見えん。

きらきらは全列車が必ず酒田まで来る。キャンペーン中はもう少し北上する日もあるようで。

列車が来るまでの間、観光資源アピールが随所に詰まったホームを眺める。地方都市にとって観光需要はやっぱ大事なんですなぁ。

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