Review – Perfume : JPN / 2011.11.30

11月にもう1枚買うよってのは言わずもがな、待望の久々の、デイリー観る限りでは1位ほぼ確実っぽいこちらのアルバムでございます。別に皆と同じものが欲しくて行ってるわけでは全くもってないが、店内に同類がいっぱいいて人知れずにやにやしていたのは否めない。
それにつけても、最初内容観て「シングル多っ!」と思った第一印象は変わらず。ある意味2年分のベスト。シングル感想は当然過去に全部やってるので、今回の感想は初出曲(ミックス違い含む)に絞ってみた。あれ? 表記ないけど「不自然」もいじってる?

01. The Opening
なにかニュースっぽい男性の声をサンプリングしているように聴こえたが、あれは今年を象徴するなにかなのだろうか。と、ついつい深読み。

02. レーザービーム (Album-mix)
最初どこが変わったん?とか思っててごめんなさい。一瞬まっくが壊れたかと思った。あーびっくりした。普通に戻ったかと思ったところもコードごとソートしてる始末。遊んだっすなぁ。

03. GLITTER (Album-mix)
ぶっちゃけオリジナルが若干シンプルすぎるかなと内心思ってた派なので、イントロ増しとか前曲に続くいじり倒しとか全然印象が違う2番とか、いろいろやってくれてよかった。元があっての楽しみ方でもあるけど。

05. MY COLOR
思わず心弾む軽快さに、やさしく重なる3人のハーモニー。あぁ、いいなぁ。楽しい癒し系。と、ここで改めて歌詞カード確認。これはスマホのタイアップでもつける気か。ついてても何の不思議もないぞ。

06. 時の針
昔デパートにくっついてたからくり時計でかかってた BGM のような、あえておもちゃ的な雰囲気。幸せをかみしめるマーチ、かな。これほどまでくっきり1人1人どストレートな生声曲、ある意味味わい深い。

11. 心のスポーツ
わー。たまにこういうの来るよね。すっさまじくアイドル然としたつくりの曲。アレンジも多少そうだけど、もうメロディの時点で。なにより歌詞。おとなが聴くとむず痒いっていうか照れくさくなること確実。

12. Have a Stroll
引き続きかわいい系ではありつつ、サビの入りとかでたまにちょっとエスプリの効いた(?)転調入れてくるところがなんとなくツボ。文字通り晴れた日に聴きたいね。

総評:
タイトルがほぼズバリそのものだが、これはつまり、ぱふゅ流「がんばろう日本」やな。元々あった「聴くとしあわせな気分になれる感」が、震災後の作品、特に書き下ろし曲でさらに加速しているような気がしてならない。みんなこれで気分明るく乗り切ろうね。みたいな。
ところで音本体とは何の関係もないが、初回盤の箱はものすごく取扱注意やね。「N」のとがった部分をいつか折ってしまいそうでこわいこわい。

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