Review – Perfume : 未来のミュージアム / 2013.02.27

毎度恒例「ぱふゅフラゲ日になると必ず店内で全曲ネタバレ」という素敵だけど困ったタワレコに行ってまいりました。わたしが行くと本当に入店したタイミングで流れてくるのが不思議で仕方ない。そんな中でこれとあと1品買ったんだけど、カテゴリ違うのでそっちの話はまた今度。
なわけで、ドラえもん映画の主題歌という今までにない条件下で生まれた今回の新曲いってみよー。

01. 未来のミュージアム
もうイントロ1小節目の時点で濃厚に漂う「いかにもハッピーエンド映画のエンディング」な雰囲気。やはり中田さんのタイアップに対する親和性は異常。しかしドラえもんだからといって全面的にお子様仕様かというと、インスト版聴けばよくわかる細やかな音部品のあれこれ。
てか、前作との振れ幅半端なさすぎ(これは本人たちもナタリーで言ってたな)。ただあれもこれもきちんと Perfume の枠内で成立している辺りが見事という他ない。そもそも、こういう対象年齢問わないピュア感を出せること自体が貴重とも言えるし。

02. だいじょばない
なんじゃこれは(褒め言葉)。A メロは1回しかないし、リミックスバージョンかと思う程あちこち分解再構成しまくってるし、そしてかなりの BPM の中でワンフレーズ繰り返し大会。ただこれがまた癖になるのは確実。c/w だからこその猛烈遊び心。こういうへんな曲はできればライブで体験したいなぁ。

総評:
買うにあたって当初頭を抱えた。どう考えてもジャケは通常盤の方がかわいい!! だがしかし、結局 DVD 欲しさに初回盤。ま、真のヲタなら両方買うべきだな。
初回はえらく凝った造りの箱になっており、その理由は PV を観て一気に納得。アニメ映画のタイアップだからこうなっただけではないというか、映像がちゃんと曲の展開や歌詞を踏まえた造りであることに感銘。箱も含めてひとつの作品であることは間違いない。
これとは別に期間限定サイトのおまけも。開いて思わず笑ってしまった。少し前にネットで出回ってた、Spending のジャケをネタにした画像を思い出した。短文でボケる才能のある人にはどんどんやってほしい。

しかしあれだ、PV とサイトまで含めて考えると、かつてマルチメディアという言葉が流行った頃に皆が思い浮かべてたのはこういうものだったのかもなぁ。昔の想像が時を超えて実現するって、ある意味すごくドラえもん的。

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