Report – Daisuke Asakura Christmas Dinner Show 2007 / 2007.12.23
24 Dec 2007
帰還直後の殴り書きのような記事。正直、あれでもこの興奮はまるで表せていない気がする。
先にまとめちゃうと。
access 15周年をはじめとする怒濤の1年の集大成として。
個人的に初のディナーショーとして。
いずれにせよ、これ以上ない「07年の大ちゃん納め」であったことは断言できる。
これは今まで頑張ったご褒美だと、終演後にななこさんが言ってくれた。だとしたら、なんて大きなプレゼントなんだろう。つーか、こんなに感動と興奮と充実感で全身いっぱいになれるんだったら、もうよほどの緊急事態がない限り毎年参加決定だ。まじで。
では詳細いきますか。例によって長文必至。判りやすさのためになるべく冷静に書くつもりだけど、どこまでできるか。
Prologue
ネイルがなかなか綺麗に決まらなくて(それでも結構ぐだぐだ)、幕張で電車に乗れたのは16時半を回っていたろうか。舞浜に着いた頃には17時を回っていた。
次はリゾートライン。なにげに初乗車。しかし、スイカ非対応なのを知らなくてもたついている間に1本逃してしまった。6分ほどで次の電車が来たからいいけど。
一応ライブなのでデジカメは置いてきた。携帯画像で失礼。
2駅めでもう下車。ヒルトン程度なら歩いて行けそうな距離だったが、暗くて道が判らないのでおとなしくシャトルバス(リゾートクルーザーて言うのか)で。
しかし、これがまた来ないこと来ないこと。絶対徒歩の方が早かった。
ともかく着いた。まだ20分少々余裕がある。よかった。
エントランスの飾り付けやらクリスマストレインやらを横目に、しばし休憩。
と、ななこさん発見。着物すてきー! 会場前へ上がり、グッズをチェックするも、大半が売り切れ。クロークにコートだけつっこんで立ち話。
そしてそのとき一緒に喋っていたお相手が、あの一哉さんだったことが発覚。うわーはじめまして! そもそも初代庭の頃に「大ちゃんをサイトで扱うからにはこのくらい詳細に書かねば!」と決意したきっかけの方ですよー。話題の某お菓子、ありがとうございました。て此処でお礼言ってどうする。
喋っているうちに、ゆかりんも無事到着。お互い後方の席だけど、楽しみませう、と。
えぇ後方です。しかし、この後まさかの展開が待っていようとは。
Dinner Time
ほぼ定刻頃、おもむろに着席。って1卓に10人もかよ! が、お隣の方曰く「毎年10人ですよ」。すげー。よくこれで配膳できるな。と、もと配膳バイト人は思った。
その方が口火を切ってくれたので、数人の方とはちょこちょこお話しできた。助かった。でなきゃいくらなんでも間が持たん。しばらくして真向かいくらいに座った方と、わたしの隣の方はお友達だった模様。さらに彼女たちが「姫」と呼んだ、半端なく気合い入ってるコスの方が、あとで前方の席に登場。ってそこ、ななこさんと同じテーブルやん! そんな小さな偶然もありつつ。
振り返ると、ステージまでの見通しはなかなか良好。遮るものなし。
食べ物のメニューは別にいいか。どっちにしろ「初対面だらけ」+「もうすぐ大ちゃん」のダブルパンチで、食事の味はよくわからん。しかし、噂通りにステーキが若干硬かった&ケーキが甘かったのは噴いた。これでも今年はましらしいけど。
ところで、最後列より後ろになにかあるよね? ね? 気になるね? てかシルエットとセッティングで正体ばればれやね? さあ開演だー。
Show Time
ディナーショーでは最後にセトリをくれることを、後で知った。知らなかったからメモってたよ。しかも紙メモうっかり忘れたんで、携帯にクロスかぶせてこっそりと。必死こいて隠したけど、もし光漏れてたら本当ごめんなさい。来年からは絶対紙にします。その方がトークのネタもメモれるし(携帯じゃ無理)。
では、その公式セトリに補足つけつつ。
客電が落ちたのは19:21。だいぶ押したね。
♪Sonaten und Partiten für Violine solo aus Sonata No.1 (J.S.Bach)
大ちゃん登場前のバイオリンソロ。この方が実は「虹フォーラムでバイオリン弾いた女の子たちのお父さん」であったことが後程サポメン紹介で明かされてびっくり。
♪Sennen no Chikai
ピアノ1本。うわー苗場の感動が自動的によみがえるじゃないかー! 後程のトークからすると、やはりあれを踏まえての選曲だったみたい。
♪Boléro (Ravel)
バイオリンにフルートも加わり、さらに3人追加。わたしは初参加だから過去との比較が出来ないが、ふつーにソロライブに近いセッティング。だって、しばちゃんとしーちゃんと堀 J だよ! ライブやん!
で、ハモンドと moog でボレロ。これが大傑作。オーケストラをハモンドでやるとプログレになるのか!! かっこよすぎ! 本気で泣けた。
♪Picture at an Exhibition (Mussorgsky)
て言ってる側から出たよ、展覧会の絵。まさにプログレ。勿論 EL&P のそれとは解釈が違ってるはずだけど。
♪winter mute
大ちゃんはピアノメインで。いつ聴いてもこれは好きだわー。
そしてここで事件は起きた。そう、後ろにあった正体ばればれのなにか。金色のグランドピアノだー! 大ちゃんがそこまで客席を歩いて移動することに。こ、これが噂の練り歩きかっ!
てか、えーと、その、ずっと歩いてきて斜め前テーブルの人に話しかけた後ね。
うわあああ目の前に大ちゃんが、たたた、立ってる! 超至近距離きちゃったー!! す、裾がわたしの膝をかすめていったよ! 瞳がばっちり青いよ! ひゃー!
…完全フリーズ。目で追うのが精一杯。おさわりなんか到底無理っす。
その後、隣テーブルの「中の人が8ヶ月」な夫妻等に話しかけつつ、大ちゃんはピアノの前にやってきたのであった。うわ、こっちもすげーよく見える。
※補足:「一般で買って2人並んで座っていた人達」とはこの夫妻のこと。
旦那は付き添いかとも思ったのだが、それにしては大ちゃんに話を振られたとき嬉しそうにボケをかましていた。むしろ旦那の方が喋っていた。夫婦揃ってファンかも。だとしたら、2人並ぶために、絶対バラでしか買えない FC 枠をあえて無視したのかなぁ、と思ったわけで。誰かと一緒に観たい人は参考…になるのか?
♪Sonata,op.27-2 “Mondschein” (Beethoven)
いわゆる「月光」。一生懸命弾いている感じが手に取るように伝わってきたわ。かぐや(アクセントは「家具屋」ではない)のハイビジョン映像の影響で選曲。
♪Message from 7 Lights
虹まとめ曲。こめられたメッセージ。同じ虹、きっと皆見えてるよ。
そして今年のまとめ等をたっぷりじっくりと喋ってくれた後、今度は上手サイドを抜けてメインステージに帰って行った。
♪Caprices No.24 (Paganini)
♪Le Nozze di Figaro -Overture- (Mozart)
再びバンド+管弦コンビとともに、2曲続けて。
前者は基本的に同じコードのループなんだけど、ちょっとずつ変化してゆく旋律と、律儀に毎回入る大ちゃんの左手指揮がたのしい。
モーツァルトは曲名浮かばなくても一発で判るよね。なんかやけにポップなの。
♪Nightmare Techno Beethoven
きらきらじゃなくてナイトメアビフォアクリスマスな感じ、ということでクリスマスメドレー。その名の通り基本は弁当で、中にいろんな曲を織り交ぜて。どーしてもわからんのもあったけど、「主よ人の望みの喜びよ」は絶対入ってた。
これおもろいわ。すごいよくできてる。
♪Pomp and Circumstance (Elgar)
でもって終盤にどーんと構える「威風堂々」だよ。すべての楽器が主張しつつ、まさに堂々とした総体を作り上げてた。目眩がするほどかっこいいぞ! プログレって素敵だね! と、MTR で思わなかった事を本気で思った。
♪When you wish upon a star (from motion picture pinocchio)
そして、サポメンを見送ってひとり残った大ちゃんから、「僕の一番好きな曲」のプレゼント。
Epilogue
今回の機材。皆撮りまくりんぐ。
下手側:minimoog+ハモンド、上手側:Prophet-5+短いグランドピアノ(名称知らん)。
奥のラックに、でかいまっくとモニタ。そこでシーケンスソフト(?)の画面の移り変わりがすげーよく見えた。波形とか。もうすぐ曲終わりとか。
ピアノも大人気。そこのわんこぬいぐるみも、瞬殺で売り切れてた。
実は中身が3色あったらしいセトリを受け取り、大混雑の中なんとかコートも受け取り、人混みを避けて正面玄関から外に出た。どうせ歩ける距離なので、リゾートラインまで歩く。寒さがまるで気にならない。きっと、しあわせな空気が会場からついてきてるせいだ。
ほどなく来た電車で、とりあえず舞浜。まっすぐ帰途に就くゆかりん。今年はあちこち一緒できて楽しかったよー。来年もよろしく!
で。えーと。帰るのが惜しい&まだ終電間に合う(はずの)人が3人残りました。わたし、ななこさん、そのお友達(ひろろんさん、で合ってたかな?)。22:25。23時まで開いてるカフェを、ピアリ内に見つけて突撃。
わたしは、サンタの通り道?だかなんだかの限定デニッシュとカプチーノ。他のおふたりはビールなど。おつかれでしたー!の乾杯。
あ、その白い恋人は一哉さんにもらったやつね。話題のお菓子。
話はどこまでも盛り上がり放題。気づけば閉店時間をとっくに過ぎていた。
帰るのがもったいないけど、ぼちぼち駅へ行こう。ゆーっくりと。てか駅のホームでも電車数本見送ってまだ喋ってるし。いや、実際今から武蔵野線とか乗っちゃだめだからそれでいいんだけど。
結局、よく観たら次の京葉線下りって10分以上ないぞ、と気づいた電車にようやく乗った。東京ゆきを待つおふたりが見えなくなるまで手を振った。
以上、あまりにも見事な有終の美となった本日のまとめ終了! 一緒に観れた人も来れなかった人も、来年同じ場所で会おうね!
Comments
ふつーに結婚式にまぎれてるな>ばつますぱーてー
かぐや姫みたいなもんか<アクセント
あ、そういや一般人の名前に消し入れるの忘れてたw まいっか。
姫という漢字だけ見て
「あの人は次は和装か…」と連想したのは秘密だw
あの微妙な子供バイオリンの親ですか。
って子供は二人いたような気がしますが姉妹??
微妙なのも演出のうち。と言ってみるてすと。
姉妹って言ってたような気がするんだけど…覚えてるひと補足歓迎!(ぉ
今更な上、ショーとは関係のないとこにレス。
ディナーショー=12名がけの配膳やってたなぁ、と思い出したので。
卓のサイズがたぶん20cmくらい違うけど。
まぁ私がやってたとこはディナーとショーが別部屋だったけど。<人数多いからねぇ
じ、じゅうに!なんかもう正面の人とは会話できんねw
思い出しついでに
うちのテーブル、1人だけメイン料理が遅れるとかコーヒーが足りなくなるとかいう事態が頻発してたわ。内心生暖かい気持ちにw
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。