Review – 木村由姫 : process"Y" / 2001.07.25

久々に不定期レビュー大会再開。大ちゃん系中心に CD がまだまだたくさん(最低でもアルバム5枚)わたしを待っているのですが、今年中に終われるかな…。が、頑張ります。

さて、10月末に買って既に数回聴いちゃった由姫ちゃんですが、ここらできっちりレビューに残しておきます。というのも、とっても良かったので。3年も前の作品であることを考えるとものすごく今更ですが、その喜びを分かち合いたくなりまして。
そんなわけで、いつもの調子で全曲きっちりご紹介いたしましょう。

01. Process of “Yes”
神秘的というかロマンチックというか、そういう雰囲気漂わせつつも、しっかり「いかにもデジタルなノイズ」が紛れ込んでます。

02. i 〜crossin’ the star〜
この曲が欲しくて買ったようなものです。ネットラジオで一耳惚れだったので。ちゃんとした音質で聴くと、色々発見があって楽しいです。サビ直前あたりにみえる、現在の曲調に通じるバスドラの入れ方とか、高音のきらきら具合とか。
しかし、えらい明るい曲展開ですねー。ラストシングル(ってことは後で知りました)ならではの、やけくそに近いものすら感じます。

03. Silent Blue 〜人魚の夢〜
サビのコード展開がかなり好きです。曲調も歌詞も意識的に深く沈ませたこの雰囲気は、虹で言うと青より藍に近いかも。

04. DREAM CATCHER
ちょっと trf とかに近いのりですね。コードのせいか、カジュアルな歌詞のせいか。
中国語の使い方もおもしろいです。歌詞カード観なかったら、何かの呪文にしか思えません。多分そのつもりで入れてるんだと思いますけど。

05. 残照 〜in the twilight〜
この前の曲までが割と打ち込みリッチなせいもあって、すごくシンプルに聴こえます。
これ「青い花」なみに短くまとまってまして、サビが1回しか出てきません。「繰り返さない美学」は当時からあったんですね、きっと。

06. pinky doll
きましたね、おなじみのトランス大会。リリース順を考慮すると、EDGE に直列で通ずるものを感じます。というか、サビ付近は持って行き方までそっくりだったりして。

07. Seeking Your Warmth
うわー。こういう音の入れ方超好きなんですけど。ストリングスの使い方、ベースラインの切り方、パーカッションの抜き方。展開も構成もすごーく好み。ミディアムテンポでせつない系の曲作らせると、大ちゃんってかなり無敵だと思います。

08. 憂凪 〜YU-NAGI〜
ん、なんだ? なんかこれだけ雰囲気違うっ…と思ってよーく観たら、作曲編曲演奏に大ちゃんが全然入ってません。どうりで。きらきらしてないのも納得です。

09. Process of “You”
1曲めより少し身近そうな空気。ちょっとくだけたリズムのせいかな。

10. LOVE & JOY “Valntine Live 2001”
いきなりライブバージョンだったことが一番びっくり。た、楽しそうだ…。
この曲が発売された頃って、わたしちょうどメジャーレーベルのもの全然聴いてなかった時期なんですが、これはちゃんと記憶にあるんですよ。シングルでこんな高速曲出していいんだーって驚いてたような気がします。

11. Fly to the sun “Live in Studio”
オリジナルアレンジがあるのかどうか判らないんですが、A メロがやや安室ちゃん風味。サビの締め方が雰囲気あって好きです。
それにしても、このレコ風景を思い浮かべると、それってものすごく贅沢な空間なのでは…。大ちゃんのピアノ1本で歌うんですよ。夢のようです。

総評:
…あ、曲目眺めてて気付きましたが、アルバムとしては9曲めで一旦区切ってますね明確に。後ろ2曲はボーナストラック扱い?
それにつけても、これがラストオリジナルアルバムとはもったいない限りです。大ちゃんソロ曲に匹敵するような突っ走りっぷりのみられる音の面でも当然とっても好みなんですが、女声ボーカルならではの艶というかキュートさというか、これはなかなか得難い財産なので。
てことで、購入検討中の他アルバムもおいおい確実に押さえにいきたいと思います。

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