Review – T.M.Revolution : ignited / 2004.11.03

…カテゴリ説明がいいわけっぽくなったのは、これを分類するためのような気もします。

結局、買おうかなとか言ってたその日のうちに店に走っちゃいました。買いたいと思った時が買い時ですよ。うんうん。
西川くんの作品を発売間もない時期に買うのは、実はこれが初めてです。レビュー遅れてますけど、今年のアルバムがたいへんいい感じだったので、その影響もあるかも。あとは LGCD 脱却&1位獲得のご祝儀と。
ではさっそく聴きましょう。
…う。取れん。これすっごい取りづらいんですけど。ケースくらい柔軟に作ってください、ソニーさん。

1. ignited -イグナイテッド-
以前の(注:わたしがまともに聴き込んでるのは大ちゃんプロデュース時代止まり)シングルと比較すると、ボーカルがぐいっと前面に出てきた感じがしますね。それがセルフプロデュースになって最大の違いなのかな、と解釈しました。
ギター以外の音はすっごい控えめに感じますけど、時折きらりと響く高音や微かに覗くシーケンス音のあたりに、譲れない最低ラインはここだからね、って大ちゃんが引いた線が見える気がしました。
しかしこれ、メロディーの構成ていうか盛り上げ具合が見事に「主題歌」然としてますねぇ。番組観た事ないけど。

2. 夢幻の弧光(アーク)
一言でまとめると、こっちの方が好きです。まとめすぎ。
これもギター相当鳴ってますが、ほぼ全編通して流れてるシンセリフの使い方と、バスドラの加減による緩急の演出(主に前半と間奏)と、サビ前のブレイクの入れ方が相当いい感じ。打ち込みものの存在感はこっちの方が少し濃いですね。だからわたしの好みなのか。
ところで、歌詞よく観たら「純白の翼と漆黒の羽撃き」。ふと BLACK OR WHITE? を思い出しました。深読みは承知ですが、西川くんと大ちゃんの双方が「TMR の原点」をみつめなおしたうえで、それぞれ「現在の自分」として曲を作るとこうなる、ということなのかもしれません。

総評:
両方ともフェードアウトなのが超もったいない! 最後どう締めるのか聴いてみたいです。アークの方とか、最終フレーズの勢いでばーんと終わったら相当かっこよさげ。ライティングが目に浮かぶようです。
通して聴くと、「ボーカリストとして存在感出したい西川くん」と「制約の中で自らの音のアイデンティティをしっかり主張する大ちゃん」に加えて、「世間がイメージする『TMR らしい』曲」という、クライアントから発注されたかもしれない要素、その3つのパワーが、ものすごい絶妙なバランスの上に成り立ってるように思います。
なにしろわたしの評価ですからかなり甘い採点になってるかもですが。とるべくしてとった1位だと思いますよ。おめでとう! そして気合いの入った作品をありがとう!

よし、もっかい聴こう。(既に昨夜からループしまくり)

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