キーボードマガジン6月号:浅倉大介インタビュー

TM目当てで買ったにもかかわらず、立ち読みで開いたらこっちの方が先に出てきたので思いっきり熟読しました。基本的に「紫」のプロモ目的の記事なのですが、2ページびっしり語ってくれてまして結構おいしいです。
インタビューページは他の人もあって、発言についている「●」やキーワードが黒以外のアクセントカラーになっているんですが、そこも紫というところに編集部の粋な計らいを感じました。よく判ってるじゃないですか。次は藍色でお願いします(印刷では難しいか)。

まず、1年足らずの期間に7枚連続リリースという無茶(?)の根拠が明かされております。キーワードは「雑誌感覚」。録って出し状態が容易になった状況を利用した発信形態ってことですね。
この虹シリーズについては、

僕の中では何でもありという気持ちなんです。インストから歌もの、ゲスト・ボーカル、セルフ・カバーなどいろいろと考えています。

ほうほう。ゲストボーカルでヒロ…それじゃAXSか。いいけど。
続いて制作環境について。自前スタジオの目的というのが、

音の材料の段階からCDにしてユーザーの手に届くまで、すべてに気を配って作れるような環境にしたかったんです。

あー、こういう発言すごく嬉しいですねー。伊達にCDの焼き方まで監修するひとじゃないですわ。あと相変わらずMac派でこれも嬉しいです。小室師匠は既にWinに浮気してますからねぇ(同じ号のTM記事参照)。
師匠といえば、下記発言は面白かったです。

一時期は全部コンピューターの中でいいんじゃないかと思っていて、ProToolsとソフトウェア・シンセがあれば全部できてしまうと思っていたんですよ。でもそうすると一度に動かせるのがマウスでつかんだ画面上のつまみ1つだけなんですよね。

一方、同じ号の小室先生。

やはりツマミがたくさんついていると、演奏しながら音色を変化させたりするのがやりやすいですからね。もちろんソフト・シンセにも良さはありますけど、音色を変えるのにマウスを使わなきゃならないでしょ。どうもなじめないんですよ。

すごい!見事なシンクロっぷり!流石は一番弟子です。
ただ大ちゃんの場合、おそらく手でやった方が圧倒的に速いからという理由が先行だと思いますけど。

それまでどうしていたんだろうと考えると、やっぱり3つ、4つのつまみを同時に動かしていたわけですよ。

とか言ってますから。人間の手は2本しかない、という事実を忘れそうになりました。
あと注目なのは、今後のライブについて。

○このシリーズでのライブ展開なども考えられているんですか?
●秋にバンド形態でツアーを考えています。

ツアーきたー!超行きたいんですけど。クラブイベントは(家庭の事情もあって)なかなか行けないので是非やってください。

このアルバムって聴く場所と時間をすごく選ぶんじゃないかと思うんですよ。このアルバムを聴く場所と時間を作ってもらって、目をつぶって聴いてもらい、いろんな想像力をかき立ててもらえるといいなあと思います。

よーし作ろうじゃないですか。その前に早く買わないと本当に「藍」が出ちゃいそうです。もしくはまとめ買いするか。

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