Review – マンマ・ミーア! / 2009.02.13

これ上げる寸前に気づいたニュースについては明日ね。
突発的に今年初(あ、まだ初があった)映画。しかも地元シネコン初入場。たまにはどうよって母が言うからついていってみた。邦画より洋画、泣けるのより笑えるの、てことで。

基本的には「ABBA ソングの壮大な PV」として観るのが正しいと思う。そもそものミュージカルの成り立ちをよく知らんのだが、歌詞がいちいち心情にぴったりフィットしてるあたり、曲を活かすために作られたストーリーなんよな多分。
一番嬉しかったのが、その歌詞。英語の響きだけ覚えて歌ってたもんで、語呂は頭に入っていても意味があやふやなまま幾星霜。でもこの物語とセットで覚えれば、歌の大意もばっちり。つーか、あの曲やあの曲がそんな大人な意味やったとはー!

随分前に書いたかな、幼稚園に入るか入らんかの頃から自宅のレコードで洗脳されてたもんで、ABBA 曲だばだば使い放題というだけでもうね。おかげさまで、通常なら「いやそれ泣く曲ちゃうから!」なハッピーソングでうっかりうるりと。原点を揺さぶられると涙腺に来るものらしい。
なんせそのレコード、ベストアルバムやったからなぁ。そして勿論この映画に出てくるのは有名曲オンパレード。そらラインナップかぶりまくるわ。

なにげに役者陣がしれっと歌うまいので安心して観れる。英語圏以外でも絶対に字幕版で観るべきと断言できる好例かと。
とまあ、ある意味本筋から一歩引いた目線で観ちゃったのはあれだ、ハッピーの基準をどこに置くかは人それぞれですから。恋のなりゆきより、それぞれ我が道を行く女どうしの友情の方に共感したってええやん。と、今年もバレンタイン中止な人が言ってみる。

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