ぶらり散歩の都 (2) 九段の彩
3 Dec 2012
それにしてもちょっと急に寒くなりすぎやしないかねこれ。思わず布団を真冬モードに切り替えちゃったよ。こんなんでこの冬乗り切れるのか。うーむ。
さて週末の都内あれこれ、続いては初冬というか本来なら晩秋と呼びたいものを。
九段下の駅を降りて坂道を云々という有名な歌詞さながらに、人の流れをすいすいと追い越す。
九段下といえば武道館。駅階段のたもとに「チケット譲ってください」を持っている人がいて、AAA 譲ってと書いてあったからてっきりグループ名だとばかり思っていたら、恒例のチャリティライブの方だった。この日が12月1日なの忘れてた。
と、そんな大きなたまねぎはさておき。
紅葉を観るならこの週末がベストだろうと判断して、北の丸公園にやってきた。ここはいつ来てもゆるやかな時間が流れている。
ただ、ここは午後浅めまでの間に来た方がよさそうだ。15時を回ると既に大半が日陰となっており、紅葉ならではの逆光透かしの美しい発色が得られない。悔し紛れに演出を施してみたり。
と言いつつも、夕方ならではの斜光に照らされる落ち葉たちを部分的に愛でたりしてそれなりに鑑賞を楽しむ。
大きな銀杏の木が3本並んで立っている辺りでは、それを背景に記念撮影する人もちらほら。旦那さんも通りすがりのご家族にシャッターを頼まれていた。
もみじの赤がよく出ている日なたはないかと探した結果、公園ではなく千鳥ヶ淵の片隅に発見。
一部をクローズアップすることで、辺り一面が同様の美しさであるかのように錯覚させる術、というのを先日中井さんが語っていたが、まさにそれを実践したひととき。
余談だが、歩道橋からはこんなものも見えた。銀杏とサンタとツリーと iPad。いろいろカオス。
せっかくなので、お近くの銀杏スポットにも寄っていくことにした。
靖国神社である。どう少なく見積もっても5年以上は来ていない。ものすごく久々。
ここの銀杏は葉っぱが大きいというか、しっかりしている印象を受けた。よく手入れされているのだろう。
おまいりまでしたのは初めてじゃなかろうか。先の大戦に限らず様々な方が眠る場所なので、鳥居の内では厳粛に。ということで鳥居外からそっと撮影。
また余談だが、この靖国には意外な事実が。
秋の例大祭の日付。まさかそんなものとかぶっていようとは。完全に想定外。
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