神在月の陰陽路 (4) 傘さす散策

昼過ぎ、チケット屋さんからメール到着。本日限定先着のひとことに釣られ、ついついポチっと行ってしまった。しかしなんで毎年毎年(去年除く)あの時期ばかりライブが入るのか不思議でならない。
さて秋旅のお話はというと、城崎での夜について。

結局夕食は2時間近くかかったことになる。うぷ。腹ごなしを兼ねて、そこらを歩いてみることにした。

エントランスも夜に観るとまたちょっと風情が違うね。灯りにほっとする感。

最初はメインストリートをあえて避け、しばし裏の小道をゆく。

雨ということもあるが、結構暗い。なんだかこの橋、渡ったら異世界に行けそう。

そのまま川沿いに行くと、外湯やお店が並ぶ通りに合流する。

浴衣に赤い傘で歩く人もちらほら。城崎でああいう人を観たら、十中八九お宿の泊まり客。

外湯で最も著名と思われる「一の湯」は、残念ながら休館日。まあどっちにしろ外湯に入る時間は今回なかったわけだが、とりあえず凝った外装を鑑賞しておく。

城崎らしい風景を挙げよと言われると、川の絵が結構出てくるようで。

きつすぎないほんのりライトアップに、枝垂れの木々が映える。

橋自体の造形も結構いい感じ。部分的に時代の差はあれど、街としての方向性が統一されていると雰囲気出るよね。

一方、こんな昭和の香りも一部から漂っていた。スマートボールとか射的とか。少し前なら古くさいの一言で片付けられていたものが、1周して味が出てきてる。

と、そんな感じの表通り散歩。一番人気らしい「御所の湯」も外観だけ堪能してきた。

15年前にこんなんあった記憶がないので、近年改装したのだろう。一の湯も多分あんな綺麗じゃなかったと思うし。などと思いを馳せつつ、お宿に戻ってゆっくりお湯に浸かったのであった。

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