花ざかりの庭へ (1) 君の名を知る

天気悪いからのんびりねー、と言っていた割に今日も何故か出かけたのは仕様です。ほどよく雨と戦ってきた。ふぅ。あ、そうそう、明日から旦那さんの実家へ行くのでしばらく留守にしますよ(更新は1回だけ自動でする予定)。
今回はご近所シリーズ第2弾。桜の見頃を前に、別の花見をたっぷり楽しんできた。

よく見かけるような気がする花。ムスカリと判ったのは、ここがそれを明記してくれる場所だから。

正式名称、神奈川県立フラワーセンター大船植物園(ながっ)。たまには植物撮影で修行しようというわけで、2人であれこれチャレンジするのが目的。

まっすぐ進むと、ボケの木が並ぶエリア。

葉に負けず、比較的肉厚な花びら。可憐な中にも力強さが。

1本の木で色の異なる花が普通に観られるのは、そのように品種改良されたものなのだろう。

別の花壇では、片隅にシバザクラ。木の桜より一足お先に。

現場で名前を観たのに度忘れしてしまい、後日改めて調査。スズランの仲間ではなく、スノーフレークというらしい。ランプっぽくてかわいい。

ところで、この園には温室もある。曇っててちょっと肌寒いし、入ってこう。

まず出迎えてくれるのはランたち。しかし、こうも綺麗に整列しているとシューティングゲームの敵のようだ、と思ったのは秘密。

かたや、フラダンスでも踊り出しそうな姿形のものも。

温室はいくつかの部屋に分かれている。カメラの結露に注意しながらゆっくり進んではいるのだが、そんな努力を嘲笑うかのような高温多湿環境。

おそるおそる電源を入れては、南国といえば真っ先に浮かぶハイビスカスを撮り、

色が濃すぎて赤飽和寸前のブーゲンビリアを撮る。ブーゲンビリアと聴いて、すごい勢いで「さよなら人類」が脳裏に浮かんだのは仕様だろうな。多分同世代限定の。

熱帯植物というのは、時にものすごい発色をしでかす。なかでも極めつけはこれか。

ヒスイカズラ。いや、確かに翡翠色ではあるが、その、なんつーか、生気を奪われそうっていうか毒でもありそうなっていうか、正直ちょっときもい。世の中広いな。

逆にバナナの花くらいの方がほっとする。

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