収集するEXPO (2) 世界の眼差し

こうも暑いと、掃除しても汗をかく。てことはエクササイズにカウントされてもいいのでは? と、時計をつけて様子をうかがう。だがしかし計測には反映されず。結局、買い物で歩いたり荷物運んだ方がよっぽど数字になると判明。まあそんなもんか。
さて5月末の近場ぶらり、ここからが本題。

今回の目的地は「箱モノ」。

国立民族学博物館、通称みんぱく。古くは戦前から素案があったものを、70年万博をきっかけに設立したらしい。

エントランス真ん前のバラ園を散策した後、まずは別館の特別展へ。

モンゴルの昔と今をまとめた内容。マニ車を直接回すことができる辺りに、世の中の緩和具合を感じる(傍らにアルコールティッシュが置いてあるところも含めて)。

伝統を取り入れた現代感、他国料理を出す店の盛況など、意外な一面にも触れられていた。

いったん屋外へ出たら、続いて本館へ進みましょう。

若干クセつよなディスタンス目安。なんすかその謎巨大物体は。あとで正体わかるかな、と首をかしげつつ館内に入り、順路に従うべく階段を昇っていると、窓の外の景色が気になる。

あーこれが著名な「RPG みたいな中庭」ね。ただ撮っただけでも CG 感すごいな。なんせ建物全体の設計が黒川紀章である。

そして展示入口、マップを確認してようやく気づく。もしかして、展示内容めっちゃ多かったりせん? 実際、それなりに足を止めつつさくさく回ってなんとか2時間。じっくり観たい人はもうちょっと余裕持たすべき。
おもな内容は、オセアニアから東回りに世界一周するイメージ。最終的に日本国内にたどりつく。

世界どこも変わらんなと思う一面も見えてくる。特に工芸品の動物。

なんかこうキャラっぽいっつーか、妙な目力が強いのよ。

ちっちゃい生き物に魅せられる気持ちは、地球のどこに行っても共通なのか。

一方ヨーロッパではそれぞれにパンを作っていた。

そうそう、アフリカの展示エリアに答え合わせがあった。

ニャウ・ヨレンバ。儀式で使う「巨大な仮面」らしい。獅子舞みたいな使い方するんかね。

その先に西アジア、つまり中東。巨大なタペストリー状の布、と思って説明を読んだところ、メッカの壁にかけられていた実物を70年万博の際に譲り受けたものだそうで。文様の精細さと刺繍の厚みがすごい。

世界一周の旅は途中でちょっとブレイク。

各地に存在する「同じ系列の楽器」などを集めた企画エリアを経由してからの再開。

インドが期待通りのインド感全開で妙な安心感。

気候に応じた暮らし方を示す大型展示物などを眺めつつ、片隅でちょいと休憩。入館して1時間くらい経ったようだ。

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