山とは比叡の御山をぞいふ (9) 都の散歩

久々に「費用」について考えた本日のお仕事。見積もりの出し方について議論されるのをもっともらしい顔して聴いていたけど、実のところ自分で見積もり作るのわりと苦手なんすよねー。高すぎず安すぎずの見極めって難しいのよ。
さて比叡山からの帰り道もぼちぼち終盤戦へ。

京阪に接続する三条にて、京津線とはお別れ。地上に出ると鴨川沿いである。

でた。鴨川名物等間隔カップル。よく観るとカップルとは限らなさそうな方々も見受けられるが、いずれにせよ「1組あたりのパーソナルスペース」がこれほど可視化される場所もあるまい。

はるか昔に市電の消えた街に、市電色の車両が登場。八坂神社より北のあたりをぐるぐる回る「岡崎ループ」という循環系統のようだ。今日は使わんけど便利そう。

帰りの手段として、フリーきっぷ以外に必要なものを入手して、しばらくひまをつぶすことにした。

先斗町をぶらぶら歩いて四条まで抜ける。この通りが賑わうにはまだちょっと早い時間帯、多くの店は準備中。

最終的には三条に戻らねばならぬので、鴨川の遊歩道に下りて、戻りながら途中で座って休憩。腰を下ろすポイントに定めたのは、ちょっとおもしろい光景が展開されていたから。

サギの皆さんの狩りポイント。アオサギにコサギ、写ってないけど川のど真ん中にはチュウサギと思われるものも。
水辺の2羽がいる場所は魚の通り道のようで、アオサギ氏は比較的短時間に2匹確保。一方のコサギ氏、途中でチュウサギに威嚇されつつもじっと耐えて待ち、とうとう1匹ゲットに成功。あとは邪魔が入らぬよう、脇の浅い川に移動してお食事タイムに入った。それを見届け、安心して移動を再開する当家。

夏なら川床を展開しているであろうお店の数々にも、そろそろ灯りがつき始める。

鴨川をどりの練習場と書かれた建物は、意外にも洋風の趣。古都だからといってすべてが和風全開なわけではないのは、京都だからかな。

でも着物を着た人は相変わらず多い。この格好で出歩くのもそろそろ寒くなってくる季節やね。

帰りの車中で食べようと、和菓子を求めて三条付近をさまよっていると、ぴったりのお店を発見。

然花抄院さん。この支店は6月にオープンしたようで、なかなか魅力的な品揃えの中からおやつを2点ほどお買い上げ。ついでに付近でコーヒーも買っておく。

近隣には、おやつというよりつまみになりそうな渋いお菓子の店もあった。

ではそろそろ駅に戻るとしましょうか。

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