春はまだ終わらんよ (12) 飛騨/一宮臥龍
9 Jun 2017
なんだかんだで大イベントが来週末に迫ってきた。週末はその準備が中心となりそう。荷物もそうだけど情報収集が追いついてない部分もあるし、足りないものがあれば揃えんとね。安全面はもう祈るしかないっす。
さて長々とお送りしております連休帰省旅、3日め突入。
この大きさ、伝わるかね。後ろの家くらいしか比較対象がないんだが、とにかく圧倒的なボリューム。そして戦前につけられた名は、もっと右側から観るとなんとなくわかってくる。
国指定天然記念物、臥龍桜。かつて真ん中に臥していた龍の胴体は一部朽ちてしまったものの、それでもこの迫力は他に代え難いものがある。旦那さんは以前から存在を知っていたようだが、高山行きのひだで通過する時に車内アナウンスがあり、ふと観たら見事な満開だったので、日を改めて高山市おかわりとなった次第。
樹齢 1100 年というから平安期からここにあるという気の遠くなるような古樹。過去にはいろいろあったようだ。
一部が折損したのは伊勢湾台風の影響。そこから今に至るまでは紆余曲折あったようで、地元の人と専門家が一体となって力を合わせ、再び花を咲かせるまでになった模様。
あいにくの天気ではあったけど、今年は全国的に桜の開花が遅れたこともあり、結果としてゴールデンウィークに花見ができたわけで。ありがたい一期一会。
時折雨脚が強くなったり雷まで鳴ったりする中、桜を背景に撮影敢行しようと待機されていた見知らぬ新婚さん、ちゃんと撮れたかな。すぐそこを走る(つーかここ自体が飛騨一ノ宮の駅裏)高山本線を待つまでもなく、我々は雷鳴を聴いて速攻撤収。
その後、一旦市内へ出て高山ラーメンをおいしくいただいている間に、雨のピークは過ぎ去っていた。ほっと一安心のついでに、もいっちょ寄り道。
飛騨一ノ宮というくらいですからアレがございます。飛騨一宮水無神社。これで何県めの一宮か考えると大変(制覇するのはもっと大変)なので置いといて。
ちょうど数日後にお祭りを控えていた時期で、境内ではその準備が進められている途中。
この日は一応平日だから静かなものだったが、当日はきっと大いに賑わったことだろう。
静かにおまいりを済ませて、一宮界隈を後にする。
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