余暇は六甲にあり (9) 掬星の展望台

初日以外は比較的おとなしく過ごした3連休であった。多分来週以降も派手な動きはしづらいんだよねー。ほら、2人揃って仲良く歯医者通いなもんで。補正予算組む羽目になったのは痛いが、長い目で見たら今しっかりやるべきだし。
なわけで山上散策は終盤のメインイベントへ。

牧場からバスで終点まで。最後1区間は離合不可能な細道に入り、ギリギリ転回できるレベルのところで降車した。そのまま広い方へ歩いていくと、本日の最終目的地。

掬星台。きくせいだい、と読む。そうか、「菊」の下半分の部首が読みを決定しているのか。「麹」も同じく音読みがキクってことを思い出して納得。

横に長い展望台と、あずまや付きの展望台がある。最終的にどっちも楽しんだが、どっちもよく見えるからお好みでどうぞ。

待っていたのは、この日一番の大パノラマだった。

灘区以東を一望する眺め。若干霞んでいるものの、遠方には大阪府内と思われる海岸線もうかがえる。これは暗くなってから来ればさぞかし絶景であろう。実際、神戸の夜景というとここから撮ったと思われるものもよく目にするし。

各種のりものもあれこれ見える。王子公園の脇を、ちょうど阪急が通過。手前にはロープウェーが行き交う。

なにか真っ白い大きな船が来てるなーと思ったら、たまたま飛鳥 II の寄港日だったらしい。周囲の物と比較しても明らかに大きいのは、この超長距離から観てもわかる。

221 みっけ。俯瞰での電車観察には、彩度明度の高い色の塗装が来るとうれしい。えっ、わかりづらい? えーと、左端のオレンジ屋根が六甲道の駅前なんで、その延長線上。

ところで、そのへんに大学見えませんかね。だいぶ目を凝らして観たものの、どうやら見えてるのは主要キャンパスのみと判明。起伏激しいとこだから、ちょうど綺麗に隠れてるっぽい。

せっかくなので、またまたあいぽんパノラマ機能にお出ましいただく。

いやーほんと便利やわー。合成性能ぼちぼち、解像度は圧倒的有利(5s でも縦原寸 2000px 以上)とあっては、パノラマ機能ついてるコンデジが動画専用機になる日も近いとかなんとか。

こうして、大満足で帰途に就く。

お帰りはこちら、摩耶ロープウェー。この下で乗り継ぐ摩耶ケーブルと合わせて「まやビューライン」という名前がついている。

なお、脇にそびえ立っているのはサンテレビの送信所。開局40周年の際に使われた名言「ぴっちぴちの40歳」はたまにネタとして使わせていただいております。

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