欧羅巴行進曲 (54) 第四楽章/Schlosspark : 2

片付け忘れていた注連縄を外す。しかし、鏡餅・おせち等いわゆる「年末年始の伝統アイテム」は実家で毎年当然のように揃えていたから、自分でも揃えたくなったんやろな。旦那さんにとっては意外な一面だったようで。
さて本日もウィーンの宮殿散歩をもう少々。

泉で折り返し、西寄りを歩いて北西の方へ向かう。

庭園内には動物園がある。なんでも動物園としては世界最古らしい。つーか、パンダが人気なのは万国共通なんやね。

庭園内には迷路まである。迷路ねー、小学生の時やたら流行ってたねー。と思ってるそばから、小学生が吸い込まれていく。

さっき横切った大通り以外の道も、両脇を城壁のごとく固めるのは木々の壁。

垂直に整えられた区画はまさに壁そのものである。日本でも垣根でこういう剪定するけど、この高さの木でやってるのは寡聞にして知らず。

一部区画ではさらに変則的な形状。垂直にカットしていない上半分は、ちょっとした屋根というかアーケードのようにも見える。

通りを分け入っていくと、今度は秘密の小道みたいなものが現れた。

狭い道幅を囲む木がトンネル状に整形され、外からの視線を遮っている。王家の方々も、この道を散歩するときは周囲を気にせずのんびりできていただろうか。

緑と黄色の葉が入り混じり、独特な色合いを作り出していた。

葉っぱの形状は角のとれたモミジのようで、やわらかな色もあいまってかわいい。

小道を抜け、再び大通りを経由して、北西端の区画に行き着く。

これだけでも日本ならちょっとした公園として成立しそうな、ゆとりある空間。

青々とした芝生をキャンバスに、茶色に装いを変えて地上に舞い降りた落ち葉が描く鮮烈なコントラスト。
角付近まで行ってみたが、どうやらこの区画に門はないようだ。そのまま外周に近い道を進み、出口を探すと、次第に人の出入りが盛んになってきた。

こうして Hietzinger Tor(Hietzing 門)に到着。宮殿入りしてから1時間半が経過していたので、内部に1時間、庭園に30分かかった計算になる。いい散歩だった。まあ旅行中歩く機会はすごく多かったので、これもその一部にすぎないとも言えるが。

Like
Share