小京都へようこそ (4) ゆるやかな夜明け

台風接近で週末プランの練り直しを余儀なくされたぜ。まぁなんとかなりそう。意地でも前半の予定を動かす気はないらしい。
そんなこんなで高山ネタこれでラスト。

暑さ寒さも彼岸まで。だからまだ夏だと思っていた。が、ここは飛騨地方。既に朝の気温は20度前後。はっきり言って寒かった。

撮りに急ぐ道中、河原にはすすきの一群が。そういや東海北陸道でも散々観たっけな。

先述の通り、各停をどうにか仕留めて折り返す。

傍らにはよく実った稲。思わずペダルが止まる。まだ葉に緑が残っているが、収穫時期は近いのだろうか。

駅への道は半分勘で進んだ。線路と同じ方向に走ればいずれ着く。しかし、その距離は予想外に長かった。
警察などの公的機関の近辺にさしかかり、ふと電柱を観ると、まさに泊まっている宿の広告が。細かい数字は忘れたが、そこに書かれた距離表示、少なくとも 1.5km は越えていた。あぁ、そら無料送迎バスもあるわな。
「高山駅北」という交差点名が見えたときの嬉しさは格別だった。


せっかくここまで来たのだ、朝市も観ていこう。駅との位置関係がよくわからず、うろうろした末に渡った橋の2本向こうに、昨日の赤い橋が見えた。あ、行き過ぎた。まいっか。今いる場所に近い朝市から回ろう。

宮川朝市はそれなりに賑わっていた。川を背にして露店が並ぶ。向かい合わせの商店の一部も開いている。品揃えは、一番多いのが野菜、それから漬け物、花、そして民芸品に土産物。

果てまで抜けてぐるっと回り込み、改めて上三之町へ。

昨日は人も多く、人力車のスピードも意外とあって、気に入ったポイントをじっくり眺める暇がなかったのだ。入口の柱も撮り逃してたし。

夕方にはしぼみかけてあまり美しくなかった昼顔も、綺麗に開いて本来の風情を発揮してくれた。

歯科の入口にどんと構える立派な赤松。玄関先の旗が、祝日であることを思い出させた。

赤い橋のたもと。遠近感ある緑とのコントラストがよい。

橋を渡れば、陣屋でも朝市。

こちらは店どうしが向かい合い、間にすだれ等を渡して日よけにしてあった。扱う品は宮川と似たような感じ。どちらもそこそこ人はいるけど、朝早いからか、正午までやっているからか、午後のような混雑ではない。

まだ静かな町。下り坂の天気を差し引いても、やや霞がかった奥の景色が気温の低さを実感させる。これから日が高くなるにつれて、橋の上は観光客で埋まるのだろう。

宿に戻って冷えた身体を温泉であたため、多すぎるくらいの朝食をいただいて、9時には出発。線路を目で追いながら下呂に入り、久方ぶりの母の実家へ。
今は祖母と伯父夫婦と従妹 Y ちゃんの4人で暮らす家。だが、この日は偶然にも4人きょうだいのうち3人が揃っていた。長兄 U くんは奥さんと、3番目(Y ちゃんの上)の S ちゃんは子供2人と。下の子はくまとタメだと聴いたが、その割にしっかりしてるのは姉がいるせいか。
賑やかな一同はさておき、我々は応接間で祖母とのんびりタイム。随分腰が丸くなったし、指が痛むのか終始なでている。でも今も畑仕事は続けてて、お土産に大量の野菜を持たせてくれた。プチトマト超甘くて美味い。

そんな感じで昼前においとまして、PA で麺類すすって帰ってきた。
親子水入らずでリラックス&祖母にちょっと報告、という目的は果たしたが、しかし長時間ドライブは本当まいったわ。もしひとりで行くなら絶対のぞみ+ひだ使う。ヲタ的視点を除いても。

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