実録・おひとり様物語 色彩編 (4) 異国の風のいろ

これをこの時刻に上げているという時点で、堂本は月曜午前に観る方向で決定。さすがに疲れたからゆっくりさせてーな。てか、みくし上げてる間にひっそり長文ネタ大量投下で毎度すんません。
なわけで、今週の締めは横浜湾岸の部後編。ほんと予想外に長くなっちゃった。宿のすぐそこに中華な門があったせいだ。なわけで、中華街ディナー突撃〜。


うん、実に絵に描いたような中華街だ。日が沈んだのでなおさらね。しかし人の多さは日曜ゆえか。まだ18時だし。
とりあえず一番向こうまで抜けて、みなとみらい線の駅近くまで流れつつ、店をざっとチェック。だがここで、冷静に考えればすぐ思いついたはずの問題点にぶつかる。

1人で入れる店すくねー!!

つまりだ。たいていのセットメニューは「2名様より承ります」になっているので、どんなに魅力的でも絶対に手が出せない。1人で食べられる量を頼もうと思ったら、麺類や丼になる。が、そういうのを、普通にディナー的な中華料理店にひとりで入って頼むのは相当ハードルが高いよな。
ひえー。これは入れる店を探すのが大変だ。

宿の方向へ引き返している途中。ふと、路地に目が止まった。

なんだか、昔一度だけ行った香港に雰囲気が似てる。はて。とりあえず行ってみるか。
路地に並ぶ店は、比較的庶民的な雰囲気の、よく言えば敷居の低そうな店が多かった。しかもよく観ると、雑誌に出ました・TV に出ました・有名人来ました、そういった謳い文句が微妙に目立つ。へぇ。何かあるかしら。


…あった。
って92年かよ! えらい古いな! あ、でもちゃんと聴いてた時期の B’z だからそれはそれでありかも。うん。そういう問題か。
しかもこの店、1人でも頼める点心セットがある。なんと好都合な展開。はい決定。

えびの卵炒めをメインに、春巻き、小龍包、焼売、杏仁豆腐に中華風カステラ。1人でもいろんな種類食べれるのってありがたい。
ただ、ひとつ難を言うなら、通された2階の座敷席、ゆうに6人は座れる円卓に1人で座るのはものすごーく目立つね。他の人たち、少なくとも2人はいたからね。この環境で悠然と食べる度胸があるなら大丈夫。

ともあれ、夕食をとるという目的は無事達成。ごちそうさん。
帰り道、路地の出口を見上げたとき、香港ぽい、と感じたさっきの勘があながちはずれでもなかったことに気づいた。だって、ほら。

宿へ戻ってこれを書きつつ軽く食休みしたら、そろそろベイサイド地区にもお別れの時間。堂本までに間に合うように、さくっと移動だ。帰路に選んだのは、偶然だがまたしても初乗車のやつ。

横浜市営地下鉄。しっかり全線座れてよかった。
それにしても、本来なら市内移動だけでいいはずなのに一旦県外に出ざるを得ないこの理不尽。ま、仕方ないやね。

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