欧羅巴行進曲 (36) 第三楽章/Regional Express 2510

そうそう、昨日ようやくマイナンバーが来まして。忘れないうちに本カードを今日申請。に使うため、コンデジでお互いの写真を撮った。写真は無背景でねって話だが、うちの壁は基本まっしろなので大丈夫やろ。多分。
さて本日もウィーン話の続き、というかウィーンからよそに出発する話。

結局、乗る列車がホームに到着したのは、発車定刻の7分後。

後ろから機関車が押す向きで入ってきた。なんでも、機関車に一番近い車両だけ天井が高いらしいので、わざわざそっちが停まりそうな場所を狙って待機。

またしても打ちづらい言語が登場した。とりあえず末尾が Slovensko なのでスロバキア車に違いない。

外の汚れっぷりに反して、内装は至って綺麗で現代的。全席ボックス席で、窓際にはテーブルもついていて便利。パソコン向けの電源も供給されていた。

なわけで、こちらは REX(Regional Express)という種別の列車。これに乗ってスロバキアに行ってみよう、というのが本日のメインイベントである。いや、ウィーンってオーストリアのほぼ東端にありまして、東隣の国がスロバキアで、首都・ブラチスラバはスロバキアのほぼ西端でして。近いんすよ。
そこで我々が入手したのは、ÖBB で販売している Bratislava Ticket。

現地までの往復に加え、現地の市内交通機関乗り放題で €16(ウィーン発の場合)というお得なきっぷである。という旨がきっぷ本体にも書かれていたものの、英語じゃないので解読できず、後でまた確認することになる。

ところで、朝起きたら唇に水疱が発生していた。乾燥でときどき出る症状なのだが、こういうとき使える薬は残念ながら持ってきていない。そんな中、中央駅地下に Interspar(SPAR の大規模バージョン)があると判明。そこに希望を託し、水を買うついでに探索。薬用リップクリームの確保に成功した。

薬用つーか、においは完全にツーンとする塗り薬。以降は帰国までコレをちょいちょい塗りながら過ごした。

およそ1時間の列車旅。

発車後ほどなくしてドナウを渡り、

郊外の住宅地にさしかかると、いちいち家のかわいさに見入る。

やがて途中駅の名前から “Wien” が取れ、車窓がだいぶ田舎になってくる。どこまでも広がる畑。そして発電用の風車。1本2本どころか、20本以上まとまって立っているエリアも。

農業のみならず工業っぽい地域もちらほら。ここは引き込み線も有していた。

と、気分はすっかり「世界の車窓から」状態。

一応快速なので通過する駅も多かったが、たまに停まると駅舎がかわいかったり。

オーストリア側の最終駅 Marchegg。この辺りで乗務員が交替したっぽい。

そしてこの地味な川が国境だった。ドナウより細いんちゃうかと。

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